1:名前

 時条 彩架
 (ときじょう あやか)

2:年齢

 16歳

3:性別

 女

4:種族

 不明(普段は人間で通している)

5:外見

 彩架
 肘辺りまで伸ばしている暗い茶色の髪に黄土色の瞳。
 頭に白に近い灰色の布を靡かせる様に巻いており同じ布を首にも巻く。
 服装/上は灰色の長袖・その上にオレンジ色の布をマントのように羽織り、
 下はこげ茶色のGパンで腰には武器を装備しているこげ茶色のベルトをしている。
 首には円型のペンダントを架けており両手には漆黒グローブで靴は戦闘用の黒靴。
 体に結構な数の包帯を巻いているが通常状態ではその下にある【呪痕(もの)】は見えない。
 身長166cm 体重47kg

 冬架(ふゆか)(この姿は彩架の意識を完全に眠らせた時のみ)
 蒼っぽい黒髪になり長さは腰辺りまでであり瞳は右は紅で左は蒼。
 服/黒が主体で結構露出度が高いが普段は黒いマントで露出部分を隠す。
 腰には紫色の宝石が括り付けられているベルトで靴は戦闘用の結構長い黒ブーツ。
 全体的に妖艶な雰囲気を醸し出しておりその表情には常に冷たく残酷な笑みが浮かぶ。
 身長体重共に彩架と同じで専用服も上記の通りあるが彼女がこの姿になることは滅多に無い。

6:性格

 彩架
 物静かでしっかり者だが日常では少々天然能天気な面が目立つ。
 子供と動物が好きで面倒見は良く、恋愛には正直ですぐに照れる為かわれる方。
 しかし戦いなどになると普段の雰囲気等を剥がれ落として冷めている雰囲気を纏わせる。
 傷ついても泣き言を言うようなことはしなく、口元に相手を挑発するような笑みを浮かべることも。

 冬架
 冬の魔女の現かのように冷たい雰囲気を纏っていて【怖い】。
 自分のペースを崩すことがなく追い詰められても冷たい微笑みが消えることはない。
 破滅的な言葉を謳うようにして囁くことが多く、心は言葉通り破滅や殺戮を望んでいるかのよう。
 しかし残酷な人物像を叩きつけておきながらも、根っからの悪党ではないということを何処かで感じさせる。

7:過去

 元々は現実世界で生まれた存在(もの)。
 しかし戦う為に生まれてきた彼女に訪れる平穏は殆どなく、高校入学前には幼馴染を目の前で失った。
 それから色々と経緯があり、【冬の番人】と名乗る女性に異世界へと繋がる異空間へ誘われ『役目』を課せられる。
 冬の人格が完全に目覚めたのも異空間に飛ばされたその瞬間であり、異世界に来てからは【実体】として姿を見せることも。
 噂だと彼等は珍しい【種族】の末裔でそれ故にある者達に命を狙われており、役目を果たす為と生き残る為に戦い続けている。

8:職業

 格闘家(蹴撃士)

9:口調

 彩架
 物静かな喋り方で結構普通だが比較的 丁寧語が多い。
 丁寧語以外の口調となるのは主に戦闘時、その時の声色は淡々としている。

 「彩架といいます。宜しくお願いしますね」
 「精進を目指して頑張りますよ。強くならなければいけないので」
 「痛みを伴わず死ぬだなんてことはさせない。あなたは痛みに嘆きながら死ぬべき人だから」

 *

 冬架
 口調を乱れさせることはなく大半は丁寧な喋り方。
 丁寧語の他には大人の女性を感じさせる口調、黒い言葉を紡ぐことが多い。

 「その怯えた顔、いいですね」
 「さあ、殺戮の円舞曲に合わせながら愚かな案山子たちを殺しましょう?」
 「動かない人形にしてから食べてあげましょうか。目玉を抉り、手足を引き離し、中身を晒した状態にして」

10:一人称、二人称

 一人称(両者共通)
 私

 二人称(両者共通)
 呼び捨て/あなた

11:好きなもの

 彩架
 動物,アロマ,落ち着く場所
 
 冬架
 可愛い存在(もの),風通しが良い場所

12:嫌いなもの

 彩架
 茄子,酒(苦手)
 
 冬架
 退屈,つまらないもの

13:好きな人

 彩架
 ユナ・ユリオス

 冬架
 不明

14:パートナー

 刻条 司,ジュニア,エン・イークル
 時宇 魁生,時条 彩希,時条 悠夜(その他にも親友達等)

15:属性

 彩架
 無(気・風)

 冬架
 氷,水,闇

16:苦手な属性

 彩架
 なし

 冬架
 聖

17:戦闘スタイル

 彩架
 格闘技、特に脚技がメインな接近戦タイプ。
 細い体だが秘められている力は強く簡単には倒れない粘り強い戦者。
 理由があって番人達や魁生達に魔法の使用を止められている為魔法使用不可。
 腕力より脚力の方があり脚を使った攻撃は重く痛くてナイフ等を使った技術も見せる。

 冬架
 殆ど彩架と同じだが此方は魔法も使用可能。
 最初はわざと攻撃を受け相手の戦法をほぼ完全に見切った上で、
 本格的に攻撃を仕掛ける戦法だが普段はあくまでも力を抑制し目立つことはしないほう。
 自分の運動神経や反射神経を生かした戦いで、遠距離では魔法・近距離では格闘技が中心。

18:精神力

 彩架
 比較的恐怖等への耐性力はある。

 冬架
 沈着、常に余裕を保っていて乱れたりすることはない。

19:戦闘熟練度

 彩架
 ★★★☆☆

 冬架
 ★★★★★

20:技や魔法

 魔法

 彩架

 使用不可

 冬架

 【ブレイザ】
 味方の魔力や攻撃力などを一定時間上げる補助系魔法。
 ただし聖属性相手は他の属性の者たちよりも補助力が下がる。
 その反面自分と同じ属性を持つ者への補助力は通常属性より倍。

 【ペネトレイト】(属性変換可能)
 氷刃と氷槍の2組をあらゆる所から出現させ囲んだりし向かい飛ばし攻撃する魔法。
 出現する場所はその時の術者の意志で決まる為に出現場所は決して一定ではない。
 纏われている冷気の量は半端じゃない為 攻撃された箇所から氷が侵食してることもある。

 別使用技は一定範囲を氷の舞台と変え足元から鋭い氷柱を出し貫いたり、
 宙から結晶形の巨大氷を投下させたりなど上下から容赦無く攻撃するもの。
 攻撃だけではなく使い方によれば相手の移動範囲を縮めさせることも可能である。

 【ベーゼ】(属性変換可能)
 指定した者の周囲に猛烈な吹雪を吹かせ標的者を襲うという魔法。
 大抵この魔法はその威力を調整して相手の身動きを封じたりする時に使う。
 また使用の仕方を更に変えると吹雪を起こし相手の視界を悪くして隙を作るというのも。

 別使用技は空中に描かれた魔法陣から強烈な吹雪を吹かしたり、
 氷柱を落としたりして相手に隙を与えることなく攻撃をし続けるというもの。
 その時の状況によって選択は左右されるのでこれも一定ではなく使い道がある技。

 【ルーントーテム】(属性変換可能)
 下から氷の塔を出現させて相手を下から攻撃する出現場所が一定ではない魔法。
 相手を塔の上に乗せてからその塔の形を崩し呑み込みつつ地面へと落下させたり、
 相手の周囲に塔を出現させてからその形を崩して塔の一部を投下させ押し潰したりなど様々。
 
 別使用技は相手の足元に氷で出来た石を無数に出し移動範囲を少なくしてから、
 爆発を起こし相手を呑み込んだり吹雪を出し同じくそれで相手を呑み込んだりなど。
 特に吹雪の場合は威力も高位所属なので喰らうと体力や防御力が低い者にとってはきつい。

 主に使用する魔法は以上。防御・回復魔法も使用可能。
 その場の状況と即座の判断によってオリジナルの魔法を作り出すことも。

 技

 【鼬鎌】
 大雑把に言ってしまえば単なる蹴り。
 しかし舞踏家である彼女の手(足)にかかれば簡単に凶器と化す。

 【陽光・東雲】
 彼女の強靭な脚力を持ってすれば空中の敵をこの技で迎撃することも可能。

 【陽光・黄昏】
 陽光・東雲と見せかけてこの技を単発で繰り出すことも可能。
 陽光・東雲によって一回転した体の勢いをそのまま活かし全身全霊の踵落としを繰り出す。

 【剃刀霞】
 冬架専用技。
 霞の如く姿を晦まし、死角から強烈な蹴りを繰り出す。蹴るというよりは相手を抉る刃である。

 【獅子屍】
 冬架専用技、獅子の幻影を作り出して相手に嗾ける。
 獅子の幻影はリアリティこそあれどこれ自体はこけおどしに過ぎないが、この技で怯んでしまおうものなら命はない。

 【蹴術:刃渉閃】
 相手の横腹目掛けて威力込めた重い蹴りを喰らわせた直後、
 強力な回し蹴りを放ち相手を吹き飛ばし、地面等に叩きつかせ最後に重い一撃を叩き込む。

 【蹴術:螺昇硬】
 相手の腹などとにかく蹴り上げやすい所を捉え螺旋階段を描くように
 上へ上へと突き上げるように相手の腹部を狙って猛烈な脚技を連続で喰らわせ、
 最後の一撃を放つと跳び上がり 相手の背中に蹴りを下へと放って地面へと叩き落す。

 比較的格闘関係の技はどれも使え特に足技関係のものに関しては実力はある。
 冬架の場合は暗殺拳等も使うことが可能。ナイフや針などを使う技には今のところ特に技名はない。

 ※ここで言う属性変換可能というのは自分が持っている属性へ変換させる事が可能というもの。
 なので上記では氷属性の場合で説明していますが闇などへ属性を変えても攻撃可能ということです。

21:特殊能力・特殊技能

 彩架

 気を多少操る事が出来 手や足にそれを纏わせ通常攻撃力を上げることが可能。
 他に数個特殊能力を持っているのだが彼女自身がそれに気付くのはまだ先で別の話。

 【気配感知】
 結構鋭く身を隠している者の存在にも気づき応戦したりすることが殆ど。
 暗闇や霧の中ではこの能力を使い切り抜けてきたが物凄く鋭いという訳ではない。

 【一時冷気解放】
 冬架にならなくても一定時間『冷気』を解放し使う事が出来る能力。
 普段は氷の道を創ったり敵の周囲の温度を下げたりする時などに使う。
 ただし長時間使っていると強制的に首の瞳が開き彼女をかなり痛めつけることに。

 【異端首瞳】
 首に巻いてある布の下に隠れている『異端』を示すような瞳。
 どんな能力を持っているのかは現在不明であり瞳は鮮血のような紅色なので気持ち悪い。
 開いた時は『闇』を流すので彩架は隠すのに必死であり、同時に体中に体を抉られるような激痛が走る。

 冬架

 転移能力・浮遊能力を持つ。
 気配感知(彩架と同じだが彼女よりも鋭い)も。その他の能力は不明。

 【知識】
 知識が豊富。
 戦いの知識だけではなく料理や薬草などにも。

 【見破り】
 その場がどれだけ視界が悪くても相手の位置を正確に把握できる。
 また 仕掛けられている罠の位置もわかる(流石に罠の効果まではわからないが)。
 
 【抑制】
 戦闘では恐ろしい者だがその力を存分に発揮することはない。
 力を使うと彩架の体が壊れてしまう可能性があり、何より彩架自身が危うくなってしまう為。
 冬の番人から冬架自身に薦められた能力であり自分が必ずやらなければいけない『抑制』の能力。
 
 【無受聖】
 炎属性等への耐性力がある代わりに聖属性が苦手。
 また闇や血属性以外の回復魔法や薬を受けた場合は逆に傷を負うことになる。
 何故彼女が『聖』を嫌い苦手とするのかは詳細不明だが噂だと『存在』の関係があるらしい。

22:必殺技

 【蹴術:撃死獄】(彩架専用)
 気を大量に纏った脚で相手の顔面に蹴りを放った後軽く跳んで首目掛け回し蹴り、
 その後に足払いをかけたりし相手の体勢を崩して心臓の所を目掛けて強烈な蹴りを放つ。
 簡単に体にめり込んでしまう程の威力。防御力が高い相手でもこの技を受けたら無傷では済まない。

 【滅死蒼獄激】(冬架専用)
 相手の秘孔を完全に突いて内側から相手を【破壊】する。
 冷力を使用する場合は相手の中枢部分に拳等を喰らわせた後大量の激冷を流し込み、
 同じく内側から心臓へと侵食して完全に心臓を凍らせ必死させてしまうという魔のような技。

 【ハーシー・ジュナイラル】(冬架専用)
 凄まじい吹雪で相手を包み込み体だけではなく心臓までも完全に凍らして破壊する魔法。
 吹雪が出現する場所は四方八方。場合によっては【吹雪の龍】を創りあげて相手を噛み殺すことも。
 闇の雪女と言われる冬架ならではの残酷な魔法だが彼女は実際にこの技を使用したことは過去に1度だけ。

23:能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

 彩架
 体力:C+
 魔力:E
 腕力:B(脚力:A+)
 知力:C+
 素早さ:B+
 命中:B

 冬架
 現時点不明

 (※Sは3つまで使用可能です。SSは1個までで、SSを使ったらSを使用するのは不可です。)

24:武器やアイテム

 武器

 【グローブ】
 接近戦用に特別強化され創られたもので冬の番人から貰ったもの。
 どんなに硬いものを殴ったりしても手に痛みがあまり走ることがない程。
 因みに冬架の場合はこのグローブにも冷気を纏わせているのが事実だったりする。

 【ピン】
 蒼いペンダントから無限に出てくる青色系の攻撃用ピン。
 数多に出すことが可能なので連続攻撃可能だが威力は特別高くはない。
 ピン術は過去に祖母から教わっており、時々通常技ではなく様々な攻撃手段を見せる。

 【ナイフ】
 蒼いペンダントから無限に出てくる攻撃用ナイフ。
 一種の折り畳み式のナイフで中には強化された造られたものも。
 時々場合により見せる暗殺術は過去に父親から教わったものが大半である。

 【針(針夢)】
 魁生の持つ『針魔』と似たような長い戦闘用針。
 元々宿る属性は気と氷の2つで持ち主の意思により属性を解放。

 【銃(藍銃)】
 灰色のデザインで持ち手の所に紅の結晶模様が刻まれている。
 冬の番人から貰った属性銃で特に魔力が無くても属性弾を撃つことは可能。
 ただし自分の苦手な属性の弾を撃つことはできない(彩架は魔力がない分 応用系の銃弾を放てない)。

 【爪(クロウ)】(冬架専用)
 大量の冷気を常に纏わせている爪だが冬架の意志により普段は抑制。
 毒を纏わせることも可能なのでよく即効性の麻痺毒を塗っておいている。
 例え壊れても多少時間はかかるが再生能力を秘めている為 別に慌てることはない。

 アイテム

 
 【革袋】
 腰に下げている革で出来た袋で中には傷薬や包帯などそれなりに。
 即効性の麻痺薬なども入っていてこれを使うことも有り補助系アイテムなども収納。

 【蒼円玉】
 蒼いペンダントで現実世界にいる母から貰った物。
 彩架自身の魔法防御力が少しあるのはこれのおかげであると推測される。

 【通信機】
 魁生と機械関係に強い親友の1人が作った通信機。
 普段時はカードのように薄いがボタンを押すと5cm程度に変形。
 魁生達と別行動している時などはこれを使って連絡をとりあい、主に位置確認や情報交換をしている。

 【灰色の布】
 色々あるらしいが詳細不明。
 幼馴染から貰ったものでいつも頭に巻いている。
 余談だが頭に靡かせるようにして巻いていながらも、重力に逆らっているのか戦闘中でも落ちないとか。

25:その他

 $冬架について

 彩架の体に【別の意識】として宿っている存在。
 彼女の意識がメインとなっている時は左だけの瞳が『黄土』から『蒼』に変化する。
 戦闘系で冬架を登場させても援護側にまわらせます(もしくはすぐに【彩架】に戻します)。

 $その他

 【鼬鎌】【陽光・東雲】【陽光・黄昏】【剃刀霞】【獅子屍】。
 上記の技は鶺鴒さんが考えてくださったものです、ありがとうございます。