1: 名前
ティルス
 
 
2: 年齢
24歳
 
 
3: 性別

 
 
4: 種族
人間
 
 
5: 外見
髪は純粋な漆黒。前は目が隠れる程度、後は肩に軽く掛かる程度の長さ。
瞳の色は濃いエメラルドグリーン。その眼光は鋭く強烈な意志を感じる。

上半身:基本的に純白のYシャツ(無地半袖)&真紅の紋様が特徴的な黒ロングコート。
下半身:右腰に剣鞘&ベルト周りに銀の鎖が付いた黒長ズボン&戦闘用黒ブーツ。
コートの袖部分に短剣を忍ばせている(両手に各二本・計四本)。防御籠手の役割も持つ。
鎖は動きを妨げぬように緩く固定が施されており、激しい運動を行っても無駄に跳ねない。

右腰に小剣鞘を提げる。左手なら主手持ちで、右手なら逆手持ちで素早い抜刀が可能。
数本の茨が巻き付く逆十字を模った銀のネックレスを付けている。少々ダークな印象。
 
 
6: 性格
束縛を何よりも嫌う自由人。気の赴くままに行動する。
自分勝手かと思われがちだが、周囲に対する細やかな心配りは欠かさない。
ただし、本当に嫌な事は迷わず大っぴらに拒絶する。NOと言える男。

一歩引いた視点で多角的に物事を捉えるタイプ。しかし稀に盲目的になる事がある。
気に入らない人間が相手だと態度が豹変する傾向にある(裏表がある訳ではない)。

実力による余裕なのか、戦闘に対して低関心。喧嘩を売られない限り滅多に攻撃しない。
でも敵と見なした者は問答無用で捻り潰す。「目には顔を」的な思想(?)の持ち主。
そのため用心棒を任せたときの防衛反撃っぷりは凄い。天職と言わざるを得ない。

一時期自らの力に溺れて狂乱していた時期があったため、力を振るう事に抵抗がある。
(今でも一部の者に【黒十字】――交差した双剣の意――と呼ばれ、恐れられている)
過去と自分を出来るだけ切り離そうと思っており、あまり過去の出来事を周囲に語らない。
 
 
 
7: 過去
幼少時から諸能力が高く、更に超能力の才にも恵まれていた。
しかし、周囲が民族の気風として異常な能力を良しとしなかった為、冷遇されて育つ。

ティルスの意志とは関係なく超能力は際限なく進化を続け、遂には『読心』の域に至った。
今度はそれが災いし、彼の能力を恐れた両親の手で幽閉されてしまう。

ある日、密室にて絶望していた所をとある人物によって助け出され、能力の制御法を得た。
その人物を強く慕うようになったティルスは、やがて盲目的に狂信するようになっていく。

自分が有する能力に半ば溺れつつ、独断で敵対者を悉く粉砕する毎日。
暴走行動を繰り返す中、ふと鏡に映る自分の凶相に気付き、底知れぬ恐怖に襲われる。

根本的に自分が求めていた物は何だったのか。 『自由』ではなかったのか―――
ひとまず冷静になって、周りを見渡し、目が覚めた。そして悔い改めようと決意した。

かつて彼を助けた人物… 彼の『主』に事の要を告げると、『主』は快く頷いた。
微笑む『主』は、ティルスに旅をするよう薦めた。確かな眼で世界を見てきて欲しい、と。

狂乱のティルスを映した鏡は、彼の安寧を願う『主』が、あらかじめ用意していたものだった。
当の本人は事実を知らず、今でも放浪の旅を続けている。本当の自分を取り戻すために…
  
 
 
8: 職業
好奇心というコンパスに身を委ねる自由な身(ある集団に属してはいるが)。
とはいえ収入がそれなりに必要なので、他の旅人の用心棒を請け負うこともある。

【用心棒】
他の旅人や商人を魔物や盗賊から守る職業。
戦闘力を持たない者が遠出する際、戦える者を金で雇うのは常識となっている。
そのような事情もあって依頼者は辺り一面に、何処にでも転がっている。
当然の如く危険度は高い。お仕事中は死神ちゃんが付き纏う代わりに収入は上々。

【ある集団】
彼を助け出した人物と、その人物を慕う者達によって構成される(概念上の)組織。
謎が多いが悪い集団ではないらしく、メンバー個人個人の自由も保証されている。
一部過激派とも呼べるメンバー(かつてはティルスもその一人だった)がおり、
そのメンバーが勝手に何らかの理由を付けて暴動を起こしたりするのが悩みの種。
 
 
 
9: 口調
やや乱暴で無礼な兄ちゃん風。
しかし何処か老けている感がある。
怒りのボルテージに比例して過激なセリフが。
普段は「〜ぞ」「〜だ」「〜だろ」「〜だな」系。

セリフ例

「残念、コレは紛れもない現実。如何なる幻影よりもタチが悪いぞ」
「動体視力―― 関係無いな 俺を破るのなら、まずは眼の数を増やすことだ」
「この世界に生きる人間の99.9%はお前じゃない。そう考えればお前の病気も治るさ」
「決闘前に言っておくが、勝てない勝負に応じるほど俺は阿呆じゃないからなッ!!(逃」

「お前は他人を欺く仕事をしているんだ。出し抜かれるのも慣れておいて損は無いだろ?」
「学院で一体何を学んできたという。魔法という名の殺害手段だけか!! お笑い種だな!!」
「刀は人殺しの道具…? 寝呆けた事をほざくな。貴様のような豚を八つ裂きにする為のモノだ」
 
 
 
10: 一人称、二人称
一人称は「俺」、二人称は「お前」「あんた」稀に「貴様」。
「貴様」を使うときは大体怒っている時。
 
 
 
11: 好きなもの
無骨な剣
銀製品
鳥(特にカラス)
 
 
 
12: 嫌いなもの
虫全般
束縛
楽観
無用な争い
 
 
 
13: 好きな人
ユーリ=ファーレス
 
 
 
14: パートナー
用心棒の依頼人など
 
 
 
15: 属性
エスパー
 
 
 
16: 苦手な属性

 
 
 
17: 戦闘スタイル
剣術&短剣投擲&超能力&高い機動力を駆使して戦う。
二刀流剣術と超能力のダブルコンボは非常に強力。
 
 
 
18: 精神力
威圧に強いが恐怖には慣れていない。
元は強かったのだが、現在は中途半端。
 
 
 
19: 戦闘熟練度
未熟 ★★★★☆ 完成
まだまだ成長の余地がある。
 
 
 
20: 技や魔法
『+』『−』はそれぞれ違った意味を持つ。
が、説明は都合上省略している。

【エッジ/+】
剣を振る際に魔力を付加し、淡い紫色の擬似的な刃を発生させリーチを長くする。
擬似刃の切断力は最悪クラスだが、『なまくら』だけあり命中時の衝撃が大きい。

【エッジ/−】
剣を振る際に魔力を付加し、淡い紫色の衝撃波を発生させて遠距離を攻撃する。
衝撃波なので切断力は最悪どころか皆無だが、その衝撃は大の大人を気絶させる程。

【ショック/+】
剣を上方に勢い良く投げ上げ、標的が視線を逸らした瞬間に超加速、一撃を与える。
落下地点が標的の数メートル後方になる(直接当たらない)ように剣を投げるのがコツ。

【ショック/−】
前方へ静かに剣を構え、標的が剣先に意識を集中した瞬間に超加速、一撃を与える。
剣先を向ける行為は催眠術の一種。ティルスが不動状態であるよう標的に錯覚させる。

【ネイルワン/+】
下段に剣を構えつつ一歩踏み込んで斬り上げた直後、鞭を振るうように袈裟斬りを放つ。
剣一本で同時に二回強力な斬撃を叩き込むための我流剣技。主に防御崩しに使用。

【ネイルワン/−】
剣を構えずに一歩踏み込み、準零秒で腕の回転を利用した振り上げ&斬り下ろしを放つ。
至近距離の標的に約零秒で斬撃を叩き込むための我流剣技。主に先手取りに使用。

【サイコキネシス/+】
超能力による物体操作で自分や敵の身体を持ち上げ、一時的に浮遊させる。

【サイコキネシス/−】
超能力による物体操作で標的の身体を無理矢理押さえつけ、行動を制限する。

【エスカレーション/+】
超能力で自分の身体動作を補助し、通常の数倍もの速度で行動できるようにする。
無理な動きも必要になるため、身体制御に掛かる負担は同じく倍増してしまう。

【エスカレーション/−】
超能力で自分の周りにバリア状の力場を作ることで、敵の攻撃を退け衝撃を軽減する。
力場は不可視。持続性に優れ、瞬間10t程度の攻撃には耐えてしまう超性能。
 
 
 
21: 特殊能力・特殊技能
これでもかと言うほど戦闘関連の技能と能力が多い。

【手加減】
・非常に手加減(みねうち)が上手い。

【無音歩行】
・微風の如き無音の歩行が可能。
超能力で超低空飛行しているだけだが傍から見れば同じ。

【気配遮断】
・周囲の者に自分が存在しないよう錯覚させる。
『気配を消す』より『存在感を薄める』と言った方が正解。

【緊急回避】
・至近距離で相手の攻撃を回避するのが得意。
・回避と同時に敵の武器をキャッチして止める達人技も可能。

【動体視力】
・運動する物体を確実に凝視し見切るのが得意。
・スロット等も強く、賭博場では意外と稼げる。

【調理技能】
・誰かから習ったわけでもないのに料理が美味い。

【値斬り】
・誰かから習ったわけでもないのに値切るのが上手い。

【高速抜刀】
・所持した武器を準備し構えるまで掛かる時間が短い。

【麻痺感覚】
・自分の感覚の一部を超能力で意図的に麻痺させることが出来る。

【格闘術】
・基本的な格闘動作を身に付けている。

【短剣術】
・短剣の投擲に長ける。
・短剣を使っての近接戦闘も出来る。 

【一刀流剣技】
・緊急時&手加減用の剣術形態。
・片手剣両手剣どちらも対応可能。
・ごく一般的な剣技しか使えない。

【二刀流剣技】
・彼が最も得意としている剣術形態。剣を両手に一本ずつ持って戦う。
過去に【黒十字】と呼ばれるようになった所以であり、その腕は確か。
・この剣術形態を取っていないと大幅に弱体化する。

【超能力】
ティルスが幼い頃発現し、今まで成長し続けてきた謎の能力。ESP。
・物体操作、催眠術、空中浮遊等も、その気になれば大体出来てしまう。
・深層心理まで入り込むレベルの読心が可能。滅多に使わないが・・・
 
 
 
22: 必殺技
超能力と剣技の合成が一。純粋な超能力が一。

【MAXポイント/±】
超能力により上空高く飛翔し、標的目掛け全速力で降下、斬撃を浴びせ粉砕する剣技。
極めて単純な攻撃動作ではあるのだが、単なる跳躍&斬撃とは規模が文字通り桁違い。
受け止めようとしてマトモに防御できる者がいるかどうか疑問な程の超凄い威力を誇る。

【ネロ/±】
最終手段の隠し技。意図的に一時暴走させた超能力による局所的破壊。
敵座標に意識を集中、身体内部から螺旋状に力場を作り出し、擬似的な炸裂を起こす。
完全無属性の純粋(物理的)なエネルギーで攻撃する故に対魔法防御を容易に破る。
 
 
 
 
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

 体力:A++
 魔力:D++
 腕力:C++
 知力:B
 素早さ:B+
 命中:D+(近接攻撃) or B+(短剣投擲)

超能力を使用しての防御も考えれば体力(防御力)はA++
魔力は操れても内在する魔力量が並以下。でも超能力使えるから何も問題ない。
 
 
 
 
24: 武器やアイテム
武器三種類、防具(服)一種類。

【不破之剣『フェーデュレス』】
異邦の帝を幾度も大厄から護り続けた宝剣。過去に『主』より授かった品。
戦闘時必要に応じて虚空から掌に出現させ装備する。詳しい収納場所は誰も知らない。
刀身が軽く円弧を描くように反り、その内側に強い切れ味を持つ、極めて珍しい型の長剣。
不破の付いた異名が示す通り、剣に対し如何なる力を行使しても破壊は出来ない。
必殺技『MAXポイント/±』を繰り出すのはこの剣でないと刀身がバキ折れる可能性がある。
 
 
【ルキフグス】
とある大悪魔の名を冠した片刃小剣。以前、用心棒の報酬として受け取った品。
右腰に鞘を提げている。左手なら主手持ちで、右手なら逆手持ちで素早い抜刀が可能。
グロテスクな程の紅に輝く直線が一本だけ描かれた漆黒の鞘に収まっている。
金色の細やかな装飾が施された特徴的なナックルガードを持ち防御にも便利。
魔法金属の刃を持ち、付加された魔法の効果で装備者に伝わる衝撃を常時緩和する。
 
 
【アーク】
刃渡り20p強の短剣。両腕の袖辺りに鞘と共に2本ずつ、計4本潜ませている。
聖別された無色半透明の刃を持ち、触れた者の毒や呪怨等の穢れを浄化する力を秘める。
ゾンビ悪霊を軽々と蹴散らすことが可能で、その類の魔物が徘徊する地域において重宝する。
短剣の性能としては最高級且つ万能。戦闘でも暗殺でも投擲でも調理でも効果は抜群だ。
食材を切ると同時に消毒まで行ってくれるので最強。腹痛なんて言葉は辞書にない。
 
 
【首飾り(名称無し)】
銀製の高級ネックレス。数本の茨が巻き付いたボロボロの逆十字を模っている。
一種ゴス的なデザインに白銀の輝きも相俟って非常にダークな雰囲気を醸し出す。
その形状は元々「神に背く者を戒める」という宗教的意味を持っていたらしい。
シンボル自体に呪術的な効能が宿っており、自然と所持者から厄災を遠ざけてくれる。
 
 
【黒コート(名称無し)】
紅の翼を表す象徴的な紋様が描かれたシンプルなロングコート。
『主』より授かった品。背中に紋様はない。全く以て黒である。
耐熱防水汚れも弾き、魔法も刃も寄せ付けないが、生地が薄く打撃攻撃に弱い。
 
 
 
25: その他
ユーリとは旧知の仲。