1: 名前
神鹿殿瑠璃晃
(しんろくでん るりこう)
2: 年齢
享年21
(幽霊化して六十二年目)
3: 性別
♀
4: 種族
ゴースト
5: 外見
肩まで届く程度の、真っ白でふわふわした髪の毛に、金目銀目(オッドアイ)を持つ。
白い肌に余裕を感じさせる微笑を常に浮かべた女性。
歳の割には発育が悪い。
服装
真っ白な着物(死に装束)の上に赤い法衣、頭には赤色の多角形の帽子。
足には白い足袋。
色鮮やかな美しい扇を二本、着物の帯に挿している(法衣に隠れて見えないが)
身長:149cm
体重:41kg(実体がある時)
6: 性格
大雑把、悪戯好き、苦労するの嫌いと言うトンデモな性格をしている。
月兎耳に「ブシドー」を説いたのも彼女だが、悪戯心に間違った知識を多数植えつけていたりする。
子供が好きで、その時だけは苦労を惜しまない。
とりあえず誰でもからかってみて反応を見るのが趣味らしい。
7: 過去
正真正銘、月兎耳が目指す「ブシドー」が存在する世界の人間。
貴族の娘であり、舞の才能を遺憾なく発揮し何不自由無い日々を送っていた。
だが彼女は、変わり栄えの無い日々に嫌気が差し、ある日家を飛び出し一人冒険へ出かけてしまう。
まさかそれが命の灯火を消してしまう結果になるとは知らず。
足を滑らせ動けなくなったところを、野犬の群れに襲われあっけなく死去してしまったのだ。
しかし彼女はその後、天に召されることなく何故か幽霊としてその場に残ってしまう。
何者にも邪魔されない、行きたいところへ行ける幽霊の体を彼女は喜び、ふらふらと放浪の旅を始めるのだった。
8: 職業
舞術士
9: 口調
年寄り臭さを感じさせる口調。
「名前をどう読むか?……ふふん、ちょっと自分で考えて言ってみてはどうじゃ?」
「んー?舞じゃよ、舞!この姿になってからと言うものの、面白い事になってのぉ?重畳というものじゃ!」
「仕事ぉー?冗談じゃない、わしは面倒なことは嫌いじゃ!」
「おぉ、どうした童?……なになに……ふむ!よいぞよいぞ!扇なんぞ幾らでも眺めて使うがよいわ!」
「しかし思い込みとはおっそろしい物じゃのぉ……適当に教えたはずなのにめきめきと力をつけて……あ、いや何でも無いぞ、月兎耳」
10: 一人称、二人称
一人称:わし
二人称:お主(男・女)童(子供)貴様(怒ったとき)
11: 好きなもの
悪戯。
月見酒。(すぐに酔っ払って月見どころじゃなくなるのだが)
舞。
子供。
12: 嫌いなもの
堅物な人間。
浄化術の使い手。
13: 好きな人
居ない。
14: パートナー
居ない。
15: 属性
死。
16: 苦手な属性
光。
17: 戦闘スタイル
舞を踊ることで様々な現象を引き起こし攻撃を行う遠距離攻撃タイプ。
舞術の名前は趣味でもあった投扇興から取っている。
なかなかの策士でもあり、悪戯好きの性格も合わさって相手にとって嫌らしい攻撃を仕掛けてくる。
18: 精神力
普段は余裕を見せるが、浄化の術を持つ人間を前にすると大慌てする程度の精神力。
要は浄化の術を持つ相手以外には強い。
19: 戦闘熟練度
★★☆☆☆
20: 技や魔法
[舞術]
【野分(のわき)】
強烈な暴風を発生させる。
【夕霧(ゆうぎり)】
白い濃霧を発生させる。
【紅葉賀(もみじのが)】
紅葉を多数、美しい軌道を描かせ飛ばす。
紅葉は鋭く、一点集中した場合の威力は鉄に穴を開けてしまうほど。
【篝火(かがりび)】
紅葉賀の派生技。紅葉が燃え盛り襲い掛かる。
【花宴(はなのえん)】
美しい桜の花を咲かせ、相手の気を逸らしたところで花びらが襲い掛かってくる。
威力は紅葉賀よりは相当低いが、まともに当たればかなりのダメージになる。
【桐壺(きりつぼ)】
あたりに落とし穴を多数出現させる。
獲物が掛からなかった落とし穴は十秒ほどで消えてしまうが、獲物が掛かった落とし穴は獲物が脱出するまで存在する。
【浮舟(うきふね)】
対象を地面から少し浮かび上げ、足元を不安定な状態にしてしまう。
【花散里(はなちるさと)】
対象の位置を適当にずらしてしまう。
人でも物体でも何でもずらす。
ずらせる距離はせいぜい1m。
21: 特殊能力・特殊技能
[特殊能力]
【舞術】
幽霊になったことで舞に不思議な力が宿る。
【便利な幽霊の体】
実体を好きなときに出したり消したり出来る。
壁のすり抜けなどが行える。
あらゆる物理的な攻撃を無効化する。
浄化系統の術に弱くなる。
【子供想い】
戦闘の場に子供(もしくはそう見える人物)がいる場合パワーアップ。
[特殊技能]
【ムードメーカー】
自らの性格を生かした明るい雰囲気作り。
精神的な落ち着きを取り戻させる。
22: 必殺技
【夢浮橋(ゆめのうきはし)】
幻想的な水面の幻影を出現、相手を魅了したと同時に幻影が崩壊する。
崩壊に巻き込まれ身体的なダメージは勿論、精神的にもダメージを負うことになる。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:C
魔力:B
腕力:D
知力:A
素早さ:C
命中:A
※実体化している時間の方が少ないため、体力は有って無い様な物。
※子供想い発動時全能力に+を付与。
24: 武器やアイテム
[アイテム]
【舞扇】
舞を踊るのに必須なアイテム。
瑠璃晃は常に二本携帯している。
25: その他
【お師匠様】
月兎耳の師匠である彼女だが、師匠らしいことは何もしていなかったりする。
寧ろ悪戯心で嘘を教えたのにやたらと強くなった月兎耳に驚いていたり。
【ご飯も食べます】
実体を好きなときに出したり消したり出来る便利な身体のため、食事も酒も楽しめるという素敵な身体になっている。
食べたり飲んだりしたものは、何故かどこかへ消えていく、とは瑠璃晃の話。
【神鹿殿の謎】
月兎耳と同じ苗字だが、無論姉妹でも何でもない。
師弟関係を結ぶためには自分の家族と成らなければならない、と冗談のつもりで言ってみたら本当に信じてしまったためである。
月兎耳、という名前も彼女が考え名付けた。