1: 名前
ラキス=F(フランデル)=アブソリュート
〜Rakis=Frandell=Absolute〜
本名:ラキス=アブソリュート

あだ名:ラッくん、ラキちゃん、アブ、スト、フラン、ハラペコ大王、リュート、チャンピオン、デル、接吻、魚etc…と、何気にかなりの多さを誇る。

2: 年齢
11歳

誕生日
12/3

3: 性別
Male

血液型:AB型

4: 種族
ゲニウス族(*1)

5: 外見
ラピスラズリの様な色をした綺麗な蒼眼、肩まである綺麗な青の長髪、華奢な体型をしていて、顔立ちも非常に可愛らしい。
服装は日によって違うが、パーティならば元貴族らしく高貴な服装、普段はグレー系の色の服装をしている。
しかし、何処か品位の高さを感じさせられる。
身長は140p 体重は33s。

6: 性格
普段は大人しい方の性格であり、冷静っでもある。公明正大である為、基本的にはどんな人に対してでも平等に接する。
世界中の幽霊達と友達になっているので、意外と世界の事には詳しいが、元上級貴族出身の割には鼻にかける事はしない。寧ろ、かなり謙虚な性格である。
優しい性格でもあり、困っている人を見たら、ほっとけない性分である。意外と寂しがりやで、一人でいるのを嫌う傾向にある。
彼自身、何とか生命のある者と友達を作ろうと礼儀正しくし、挨拶等の細かい事も欠かさないが、幽霊と共同生活をしていると言う事が相当なマイナスポイントになっている為、中々友達が出来ない。ただし、自分と相当仲が良く、同等の人に対しては普通にタメ口で会話をする。冷静な性格でもあるのだが、からかわれると少し不機嫌になったりする等、子供っぽい所も多い。しかし、理性が強い為、根底には合理的な思考で考える習慣があり、彼の行動が合理的な場合も多い。
食事中は人が変わった様に幸せそうな表情をし、食べ物に関しての独占願望も非常に強い。彼の見る夢は、大抵が食べ物の夢である。
ただ、幾ら魂と友達とは言え、ただ快感の為に他の魂を苦しめている悪霊には、情けをかけずに殲滅すると言うある種の冷酷さも持ち合わせている。
完全理性時は全ての事を合理的に判断して行動をする。

7: 過去
とある小さな農村で誕生したが、両親が病死した為、孤児院に預けられた。
三歳の時、日曜学校で常識外れた天才的な才能を発揮した事により、世界に名を轟かせる大国「クロムウェイル帝国」(*1)の上級貴族フランデル家(*2)の当主『バルバロー=フランデル』に大変気に入られた事により、養子として養われ跡継ぎとして教養を受ける。
少年の才能は凄まじく、僅か一年の教養で義父バルバローの仕事の手伝い、更には論文を出す事で博士号を8つ(魔法学・政治学・経済学・社会学・神学等)も取ると言うまさに「神童」と言われる程の能力を見せ付けた(ただし、論文の発表等は代理にやらせていた)。
また、後に皇帝となるクリントル王子(第一王子継承者)とも非常に仲がよく、ラキスが暇な時にはよく遊んでいた。
だが七歳の時、バルバローと正妻との間に子供が生まれた為、養う理由を失った上に妻にもしつこく言われた事で、バルバローは致し方なくラキスをフランンデル家から追い出す羽目になってしまった。
その後、ラキスは義父から貰った金銭で国内を脱出し、辿りついた港町で日々アルバイトをしながら生活していた。
そんな生活を半年し続けていたある日、ラキスはある人物に出会った。
その人物ソウルオペレーターであり、その人物はラキスの高い霊能力に目を付け、ソウルオペレーターになる為の修行を薦めた。
ラキスは当初は乗り気ではなかったが、幽霊と友達になれた事もあり、彼はどんどん実力を付けていった。
そして現在、ソウルオペレーターになった十歳の時に、ラキスは幽霊屋敷(豪邸)の当主となり、各地の悪霊の事件を解決している。

8: 職業
魂を操作する者≪ソウルオペレーター≫(*2)

9: 口調
普段は丁寧で、相手への敬意も忘れない。
ただし、食事の時は魅惑された様に、語尾に「ー」を多用する。分かりにくい、外来語を多用する事も稀ではない。
呼び捨ての場合だと、「だよ」が口癖になり、口調も少々砕けてくる。悪道をしている魂に対しては、完全に口調が冷たくなる。
完全理性を発動させると、まるで機械の様な感情の無い口調で話す。

≪科白例≫

・「初めまして、ラキス=F=アブソリュートと申します。宜しくお願いいたします」
・「恐れ入りますが、貴方のお名前は?」
・「お粗末ですが、コーヒーをどうぞ」
・「うわっ!……って、驚いた。貴方でしたか」
・「だ、大丈夫ですよ。この幽霊は僕の友人ですから」
・「食べ物が一杯ー…、幸せー…」
・「む、これは僕の物ですよ、誰にもあげません!」
・「むにゃむにゃ、フルーツパフェとタルトどっちにしようかなー……」
・「若輩者ではありますが、一曲弾かせて貰います」
・「お、落ち着いてください。手伝いますから、ね?」
・「……成程、つまり貴方は、成仏する前に、一度娘さんに謝罪したいと言う訳ですね」
・「僕は浅学菲才だから、勉学は必要だよ」
・「愚かな魂よ、これより汝を殲滅する」
・「僕のこの選択は絶対に正しいとは言えない、だが、汝の行為は決して許されるべきものではない、故に、改善の余地は何処にも無い、滅せよ――」
・「それでは、僕はこれでお暇させて貰います」

完全理性時

・「対象は五体、これより殲滅を開始」
・「対象の右腕に約70%の損害、左腕を完全に機能停止」
・「対象の脊髄を完全に破壊、機能停止を確認」
・「これにより、完全理性を解除」

10: 一人称、二人称

一人称「僕、私(滅多に使わない)」
二人称「〇〇さん、貴方、貴公、お前(怒ったとき)、呼び捨て、君、汝、対象」

11: 好きなもの
美味しい物、読書、ピアノ(その腕は世界でもトップクラスに入り、明るい曲も暗い曲も関係なく軽々こなす)、デッサン(此方もトップクラスの腕前を持つ)
何故か賭け事には異常なまでに強い。イカサマしても勝てない事が多い。

12: 嫌いなもの
孤独、魂を苦しめる悪霊&者、泣き落とし(ただし嘘泣きは意味なし、嫌いと言うよりは苦手)

13: 好きな人
今の所いない

14: パートナー
幽霊達、精霊達等色々

15: 属性
特殊能力により、自由に変更可能。普段は属性無し。

16: 苦手な属性
特になし、と言うより基本的に全属性に対しての耐性が高め。

17: 戦闘スタイル
主に多種多様な武器と魂を使った攻撃で戦闘を行なうオールレンジアタッカーであるが、中・遠距離攻撃が多い傾向にある。
ただし、どれも中途半端な感はいがめない。魂を使った攻撃は強力な為、それを使用した攻撃が多い。
補助・回復に関しても強力な物があり、トリッキーな呪術も使用可能である。
しかし、殆どの戦闘が対悪霊戦の為、対人間との戦闘があまり無いことから、人間との戦いには少し不慣れであるのが欠点である。

18: 精神力
強靭な強さを持っていて、殆どの精神攻撃は全く通用しないが、驚く事は結構ある。
孤独には弱いが、根負けする事はない。
完全理性時になると文字通りの『無敵』になる。

19: 戦闘熟練度
★★☆☆☆(職業柄、戦闘には向いていない、ただし、才能はある)
対幽霊★★★★★(職業柄、戦いなれている)
完全理性時★★★★★(合理的になった事による恩恵)

20: 技や魔法

『魂技』

【スペル】
相手に悪霊を取り付かせ、金縛りや幻覚等を見せたり、魔法を使えなくしたりする呪い。
その悪霊が強ければ強い程、呪いも強くなり、一度かかってしまったら最早逃れられない。

【ソウルフィールド】
魂で出来た結界を展開し、相手の攻撃を無効化する。
通常の結界とは違い、一度破壊されても魂自体を再生出来る為、瞬間でのレベルで修復可能である。
基本的にこの技を使用すると他の技が使用できないが、呪術との併用だけが可能である。

【ソウルハント】
魂の意志・精神を完全に殲滅させる衝撃を放ち、弱まった魂を完全に消滅させる事が出来る技、主に悪霊に対して使用する。
ソウルオペレーターが従来から持っている技である。

【ソウルフレイム】
幾つもの魂を集めた巨大な人魂を放って、攻撃する技。
精神を侵食すると同時に相手を焼き尽くす。威力は意外と高い。

【ゴットライトニング】
空と雷の神の協力を得て、上空から神の鉄槌である強烈な稲妻を相手に向かって落とし、敵を殲滅する技。
しかし、ウッコが忙しい時は使う事が出来ないと言う欠点を持つ。

【ソウルストーム】
風の精霊を使役し、巨大な竜巻を起こして相手を拘束し、竜巻の中に仕込んだ風の刃で相手を切り裂く技。
一度捕まったら、地獄を味わう気分になると言う。

【ソウルスプレッド】
水の精霊を使役し、上空から大量の水を呼び出し、相手を叩き潰す技。
その衝撃は中々強烈である。

【ゴットブリザード】
かつて地獄を支配していたと言われる女神の協力を得て、周りに強烈な吹雪を発生させ、周りの気温を急激に下げる事で相手の生命力を奪う技。
ただし、女神の機嫌によっては、使えない場合もある。

【ソウルダークネス】
悪霊を使役し、強烈な闇の衝撃を放つ事で攻撃し、光の眷属を滅する技。衝撃自体の威力も強烈で、鉄程度の強度ならば簡単に破壊できる。

【ソウルセイント】
天界に住む天使の魂を使役し、強烈な聖なる光で闇の眷属を滅する技。アンデットには絶大な効果がある。

【セイントブラスト】
天界に住む天使の魂に頼んで、上空から超強力な光の光線を相手に向かって放つ技。
ソウルセイントよりも攻撃範囲・威力が格段に高く、半径40m以内の闇の眷属を完全に滅する技。
ただし、向こう側の事情もあり、一週間に一回しか使用出来ない。

【ソウルプラント】
森の精霊を使役し、巨大な植物を呼び出し、その蔓で相手を捕捉して、相手の生命力を奪う技。
あらゆる生物に対して有効。

【魂の救世】
光の精霊を使役し、対象者の破壊された肉体の細胞を再生し、傷ついた精神を治癒する回復系の技。
回復量はかなり高めで、重傷でも直に再生させてしまう程である。

【精霊の恩恵】
様々な精霊を使役し、対象者の全ての能力値を1ランク上昇(ただし、Sの場合はS++となる。S++以上は変動無し)させる補助系の技。
本来は身に付けるには少なくとも5年はかかると言うソウルオペレーターの技の中では高度な技だが、ラキスはこれをたった二日(実質的には一日と同じ)で身に着けた。

【理(ことわり)の守護】
様々な精霊を使役し、対象者の全属性の魔法防御力を1ランク上昇(ただし、Sの場合はS++となる。S++以上は変動無し)させる補助系の技。
本来は身に付けるには少なくとも5年はかかると言うソウルオペレーターの技の中では高度な技だが、ラキスはこれをたった二日(実質的には一日と同じ)で身に着けた。

『武器技』

【ソードバスター】
剣から、目に見えない衝撃波を放つ事で攻撃する遠距離技。
威力は低めだが、目で確認出来ない為、回避が難しいと言う利点がある。

【ストレートランス】
別名『強力突き』槍の先端に魔力を付加する事で、相手の装甲を破壊する強力な突きを放つ。
威力は高めだが、回避された時の隙が大きい。

【アックスブレイカー】
渾身の力で斧を振り下ろし、相手を真っ二つにする技、
その威力は絶大で、極悪な耐久力を持つ相手に対しても有効である。ただし、思いっきり振り上げる為、隙が大きいのが難点。

【アロー・レイン】
無数の矢を放って、相手に向かって矢の雨を降らせる技。
攻撃範囲が異常に広く、多人数専用の技である。放った後は、かなりの爽快感がある。

【シックル・ハンター】
鎌をブーメランの様に投げて、相手を切り裂く技、切り裂いた後、鎌は持ち主の手の場所に戻ってくる。
主に遠距離用の技である。

『呪術』

【勇武の呪(ゆうぶのじゅ)】
対象者に特殊な呪いをかけ、対象者の戦闘能力(体力・腕力・素早さ・命中)を発動者と同じにしてしまう呪い。
効果は絶大であり、相手の能力が高ければ高い程その損害は大きいが、自分よりも低いと逆に上昇してしまう。
尚、この呪いは相手の霊能力の高さによっては効果が無かったりする。持続効果は一日であり、魔法陣を抜け出してもその効果は続く。
対象者にこの呪いをかけると相反する【魔導の呪(まどうのじゅ)】を重複してかける事は出来ない。
ただし、発動に少し時間がかかるのが欠点である。
因みに、本来は使用するのが困難な呪術である上に高い霊能力を必要とする為、ラキス以外に使用出来る者は殆どいない。

【魔導の呪(まどうのじゅ)】
対象者に特殊な呪いをかけ、対象者の魔力を発動者と同じにしてしまう呪い。
効果は絶大であり、相手の能力が高ければ高い程その損害は大きいが、自分よりも低いと逆に上昇してしまう。
尚、この呪いは相手の霊能力の高さによっては効果が無かったりする。持続効果は一日であり、魔法陣を抜け出してもその効果は続く。
対象者にこの呪いをかけると相反する【戦士の呪(せんしのじゅ)】を重複してかける事は出来ない。
ただし、発動に少し時間がかかるのが欠点である。
因みに、本来は使用するのが困難な呪術である上に高い霊能力を必要とする為、ラキス以外に使用出来る者は殆どいない。

21: 特殊能力・特殊技能

特殊能力

『ラキス』

【ソウル・レインフォース】
他者の魂を自分の体に取り込む事で、自らの能力を強化する能力。取り込む魂の数が多ければ多い程、その魂が優秀であれば優秀である程、より強く強化できる。
尚、その者の魂を取り込むと、その者の特殊能力・魔法・技が全て使用可能になる。技もしかりであるが、属性が変わってしまう為、特定の属性に弱くなってしまう欠点があ

る。ただし、制約として体に取り込んでよい魂の数は、その魂の能力にもよるものの、五体のみである。(能力で言えば、オールA程が限界)

【ソウル・オペレーション】
魂の性質を操作出来る能力で、どんなに強い悪霊でも普通の幽霊にしたり、その逆もしかりである。
場合によっては、神でさえもその性質を変えられる。
だが、この能力は体に相当な負担がかかる上に、到底人道的とは言えないので、滅多に使う事はない。

【ソウル・クリエイト】
周りにいる魂を集める事で、様々な武器を形成する能力。
何時でも、何処でも発動させる事が出来る為、便利で破壊されても再び形成させる事が出来るが、強度もかなり高く、大抵の攻撃ならば到底破壊される事はない。
これで形成された武器には重量がなく、指一本でも軽々と持つ事が可能。

【ソウル・リペアー】
消滅された魂を復活させる能力、ただし、この能力を応用しての死者の蘇生は出来ない。
一応、条例には反してはいない。

【ソウル・アポストル】
魂に対して、精神攻撃する事で相手を服従させる能力。
ラキスは大抵、この方法で幽霊に関するトラブルを解決させている。

【ソウル・アピアー】
この世に実体を現す事が出来ない魂を具現化させて、実体化させる能力。
幽霊にこの能力が使用された場合、この幽霊には対霊専用技を無効化させ、光魔法等での浄化が出来なくなり、代わりに、物理攻撃が通用する様になる。また、当然ながら、実体化した幽霊をまた霊体に戻す事が出来る。

【状態異常無効】
様々な状態異常を無効化する事が出来る特殊能力。

【属性耐性】
属性攻撃に対する耐性が基本的に高く、通じにくい。

【異常霊能力】
異常なまでの霊能力の高さを持ち、幽体離脱・浄霊などはお手の物である。一応、ソウルオペレーターの中では一番高いらしい。

【大食い】
時間帯・量共に関係なく、目の前の食べ物を恐るべき速度で食べる事が出来る能力、彼にかかれば、全ての店を閉店に追い込む事が出来る。

【良知】
この世やあの世のあらゆる事を知っており、頭の回転も非常に早い。

【良能】
様々な事に才能があり、初めての事でも軽く最高水準のレベルに達する事が出来る。

【蘇生禁止】
かつてニブルヘイムを支配していた女神ヘルに頼んで、生物を『蘇生』させる事を出来なくする特殊能力。
これは、死後以降の生命のシステムを崩壊させない為に使われる大切な能力である。

【完全理性】
あらゆる行動に対して理性だけで行動し、全てにおいて合理的に物事を考える状態になる能力。要するに脳のリミッター解除である。
この能力は元々ゲニウス族のみに存在する特殊な能力であるのだが、ラキスは人間との関係に支障を起こさせない為に『常時』理性を封印している。
ラキスはこの能力を使用する事で、関係が崩れるのを大変恐れていたりする。
尚、彼等にとって理性の封印をする事は脳の機能の一部を封印する事でもあるので、ラキスの身体能力及び魔力は大幅に減少してしまっている。
ただし、絶体絶命等の致し方ない時は使用する事がある。因みに開放すると、体力・魔力・腕力・素早さがS++まで上昇する。

22: 必殺技

考案の予定無し

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

ラキス

( )は完全理性時の能力

 体力:C+
 魔力:C
 腕力:C
 知力:S++(主に良知、良能による所が多い)
 素早さ:C
 命中:S++(天才の成せる業である)

ウエルス

 体力:霊体なので存在しない。
 魔力:A+
 腕力:A+
 知力:B+
 素早さ:S+
 命中:A+

24: 武器やアイテム

【魂剣〜ソウルブレイド〜】
ソウルオペレーターが魂を使用して形成させる事が出来る剣で、様々な種類の魂で出来ており、非常に神秘的である。
どんな相手にでも関係なくダメージを与える事が可能で、魔法なども斬る事で消滅させる事が可能。形状はフランベルジェ。
本人の意思で伸ばしたり縮めたりする事が可能。
全ての武器の中で一番バランスが良い。威力は高め。主に近・中距離用。

【魂槍〜ソウルランス〜】
ソウルオペレーターが魂を使用して形成させる事が出来る槍で、様々な種類の魂で出来ており、非常に神秘的である。
どんな相手にでも関係なくダメージを与える事が可能。主に中距離専門の武器である。形状はパルチザン。
威力はそれなりである。

【魂鎌〜ソウルシックル〜】
ソウルオペレーターが魂を使用して形成させる事が出来る鎌で、様々な種類の魂で出来ており、非常に神秘的である。
どんな相手にでも関係なくダメージを与える事が可能。主に中距離専門の武器である。形状は薙鎌。
本人の意思で伸ばしたり縮めたりする事が可能。
威力は高めだが、隙が大きく使いにくいのが難点。

【魂斧〜ソウルアックス〜】
ソウルオペレーターが魂を使用して形成させる事が出来る斧で、様々な種類の魂で出来ており、非常に神秘的である。
どんな相手にでも関係なくダメージを与える事が可能。主に近距離専門の武器である。形状はハルバード。
本人の意思で伸ばしたり縮めたりする事が可能。
威力はかなりの物で、大抵の物なら破壊できるが、矢張り隙が大きいのが難点。

【魂弓〜ソウルボウ〜】
ソウルオペレーターが魂を使用して形成させる事が出来る弓で、様々な種類の魂で出来ており、非常に神秘的である。
どんな相手にでも関係なくダメージを与える事が可能。主に遠距離専用の武器である。長弓の形状をしており、威力は他の武器に比べて少し弱め。

【魂盾〜ソウルカード〜】
ソウルオペレーターが魂を使用して形成させる事が出来る盾で、様々な種類の魂で出来ており、非常に神秘的である。
遠距離攻撃を跳ね返す事が出来る反射の盾で、盾自体の強度も凄まじい。

【防護服】
物理攻撃及び魔法攻撃を軽減する魂が宿っている服で、かなりの耐久力を持つ。
普通に斬られた程度では傷をつける事さえ出来ない上に燃えたり、低温によって固まる事はない。

25: その他

(*1)ゲニウス族
およそ5500年前に誕生した人型の種族で、他の種族に比べて遥かに高度な知力と理性を持ち合わせている種族である。
彼等は人間よりも遥かに早い時期に飛行乗物を開発し、人間のよりも高度な魔法・魔術を開発した。
過去に何度も、人間に侵略されそうになった事があるが、凶悪な科学技術と高度な魔法で逆に人間を圧倒し、逆に人間を屈服させた事もある。
しかし、理性が高すぎる事により、同族に関しての繁殖力はかなり低い種族でもある為、現在では純血な血統は殆ど生存していない。
一般的には平均寿命は他の種族に比べて遥かに長く、約五世紀とまで言われているが、中には七、八世紀も過ぎても生存している者も少なくない。
姿形は人間と殆ど大差ないが、血液型の構成、脳の構成、全員両利きである等の内部的な違いがあり、外見でも手の平の感情線が無いなどの特徴がある。
また、成長についても、11歳までは人間よりも身体能力及び身長・体重が低く、12歳から成長期に差し掛かる事で、身体能力が一気に上昇し、大概の種族よりも身体能力が高くなると言う特徴がある。尚、ラキスは同年代のゲニウス族の中では大きい方に分類される。
因みに、ゲニウス族の11歳の平均身長は130p、12歳だと170p程になると言う。
殆どの病原体・毒素は全く効かないが、ゲニウス族にだけかかる特殊なウイルスが存在すると言う。

(*2)クロムウェル帝国
北西にある巨大な大陸(規模はアフリカ大陸程)の全土を支配している大国であり、高度な魔法技術を筆頭とした様々な分野で世界最高クラスの技術を誇っている。
軍事面では魔法に対して強力な耐性を持つ帝国所属の騎士で構成された『北西帝国騎士団』、優秀な魔法使いで構成された『北西帝国魔術団』を中心とした強力な軍隊を保持している。また、貿易面でも毎年大幅な黒字を維持し続けている為、非常に豊かな国である。
二年前に、第17代皇帝の独裁で国の経済が破綻しそうになった事により、批判が相次いで、皇帝は立法権・司法権を貴族と市民に奪われてしまっている。
現在は民衆から推薦された議員で構成された州議院と比例代表で当選した18歳以上の市民で構成された市民議院の二つの二院制によって立法権が施行されている。
帝国と言いながら事実上、帝王には行政権しか存在しない為、政治は議会が中心となって行なっていると言う近代的な政治をしている。
なので皇帝は事実上、国の象徴の様な感じになっており、何かを施行する時も議会の承認を得なくてはならない。
過去には身分差があったものの、現在では封建制度の身分制度は撤廃されて、法律上、身分差は無くなっている。
現在の帝王は若干15歳でありながら、歴代の皇帝の中ではただ一人、初代に匹敵するであろうカリスマと天才的知能を持ち合わす事で皇帝になった。
第18代皇帝「クリントル=Z(ゼットロム)=クロムウェル」である。
彼の政策は非常に素晴らしく、行政権しかないのに関わらず、彼の出した政策は殆ど国会でも承認されて、実行されてしまう程であり、近代政治でありながら、一時的に急激に衰えた皇帝の権威は彼によって復活し始めているが、本人は独裁よりも現在の近代的政治を望んでいる。

(*3)フランデル家
世界で名を知らない者はいないと言われる程、地位が高く財産もあるクロムウェル王国の上級貴族であった。
地位で言うば皇族に次ぐ地位であり、皇族を除けば実質1の地位であった。
現在の当主は類稀な才能を見込まれて、帝国議会の議長を務めている。
現在の当主は天才的な知能と博愛の思想を持つ「バルバロー=フランデル」である。

(*4)魂を操作する者≪ソウルオペレーター≫
この世に留まっているあらゆる霊を操作出来る人物で、場合によっては神や精霊等も操作できる。
この職業になるには、少なくとも常人を遥かに凌ぐ霊能力と10年間の修行、三ヶ月の研修が必要であると言われており、世界でもラキスを含めて5人(候補は6人)しかいない珍しい職業である。この中には蘇生法の極意も知っている者もいるが、幽霊達に対しての冒涜である為、他者に教える事は禁じられている。
ラキスはこの10年間の修行を僅か3年(正式には2年と半年程度、その内二年は肉体強化)程で全てこなし、ソウルオペレーターになった。
ただ、他の職業に比べて条例が厳しく、『魂を使用しての国への干渉及び協力』『現世への生命の蘇生』『魂を使用しての略奪・侵略及び殺人』に関しては重罪である。
しかし、条例さえ守ってさえいれば、制約こそあるものの、魂と友達になろうが、部下にしようが関係無い。
尚、自己防衛の為ならば、相手を殺してしまっても致し方ないと言う事で処罰されない。
本来は、魂を苦しめている悪霊と人物を討伐する為に生まれた職業であり、以前は≪ソウルハンター≫と言われていた。
故に、この職業についている者は大抵の幽霊に慕われる。
因みに、余談ではあるが、最も優秀なソウルオペレーターをソウルマスターと呼ぶ場合がある。
彼等の霊能力は(表向きは)世界最高レベルの霊能力を持つ教皇でさえも凌ぐ。
この職業は最上神により与えられし神聖なものである為、幽霊は兎も角、精霊よりも身分が高く、その差は絶対的なものである。
故に、精霊は絶対にソウルオペレーターに逆らう事は出来ず、精霊は契約者よりもソウルオペレーターの命令を絶対的に優先しなければならない。(勿論、ソウルオペレータ

ーに攻撃すると言う事はもってのほかである)
ただし、上級神とのランクの差には様々な意見がある為、現状はほぼ同ランクとして扱われている。
ソウルオペレーターを引退すると、殆どの条例を無視しては構わないが、重要な物(下記のもの)は守らなければならない。
また、元ソウルオペレーターには十五条は適用されない。

ソウルオペレーターの主な条例(尚、ここでは基本的に重要な物だけをあげておく)
仲間の中では『霊界例条集』などと呼ばれているものである。

第一条『ソウルオペレーターは如何なる場合においても、魂の意志を尊重』
第四条『魂を使用しての外道は禁止』
第九条『死者の現世への蘇生は禁止』
第十五条『悪霊についての措置は基本的にソウルオペレーターの意志に委任する』
第三十条『神との関係は基本的に中立だが、非常時の場合は協力関係を結ぶ』
第四十条『神の力を持つ武器若しくはそれに近い力を持つ武器の回収及び封印』
第五十条『精霊のソウルオペレーターに対しての反逆を禁止、ソウルオペレーターにとって任務の妨害となる契約者との強制契約解除』

因みにソウルオペレーター内でのランクを簡易化した物を以降に記しておく。
ソウルオペレーターの中にもランクはあるが、正直、大して重要とも言えない(基本的にする仕事は変わらない上に、出来る事も同じな為)ので、ここでは表記しない。

低                                                 高
幽霊(全て、天使の魂等も含む)<精霊<上位精霊(大精霊等)<ソウルオペレーター<低級神<上級神<最上神

ただし、低級神・上級神に関しては悪事を起こすとソウルオペレーターよりもランクが低くなる。

『ラキス所属の部下(幽霊等)』
ラキスはソウルオペレーターになる以前から優しい性格である為、他の幽霊からも大変慕われている。
彼の部下の殆どはラキスがソウルオペレーターになってからだが、それ以前に部下になった者もいる。
中にはラキスによって倒された幽霊が改心して、彼に従っている例の幽霊もいる。
しかし、ラキス自身が差別を嫌う性格である為、幽霊との関係は実質的に仲の良い友達と言った感じとなっている。
合計でも数え切れない程いるが、ここでは彼の部下の中で、ニーズヘッグ大陸での部下のみを挙げておく。

【ウエルス】
かつてアムニ王国でトップの功績な残した若き兵士であったが、不良の事故により命を落としてしまった憐れな幽霊である。
さっぱりとした性格で、悩んだりする事はあまり無い傾向があり、死因の割には明るい性格でもある。
心優しい性格でもあり、相手がどんな存在であろうとも差別等をしない、倫理的精神も持ち合わせている性格である。
ラキスとは仲が合う様で、武具の訓練の相手をよくやっている。
剣と風属性魔法とのコンビネーションで相手を倒す、接近戦型の戦闘を得意とする。
力とスピード、どちらも備えているがどちらかと言うと手数で攻めるタイプである。
因みに、こんなふざけた性格であるもののかなりのイケメンである。
享年17歳、身長178p、体重は存在しない(幽霊だから)、属性は風。



【風破裂空斬(ふうはれっくうざん)】
剣に風の魔法を込め、剣から無数の風の刃を放つ事により、一気に多数の敵を滅する技。
多人数相手に有効な技である。

【凶刃空風破(きょうじんくうふうは)】
剣に風の魔法を込め、風の刃で敵を四方八方から切り裂き、最後に鋭い風の刃と剣で相手を十字に切り裂いて止めを刺す技。
強敵相手に有効な技である。


後々、小説内で仲間になった幽霊の設定等も加える予定です。