1: 名前
ケビン=シュナイダー

2: 年齢
31歳

3: 性別


4: 種族
ダンピール(人間と吸血鬼のハーフ)

5: 外見
身長191cm 体重78kg
スラリとした長身で真白い髪と肌、右目が緑で左眼が赤。
赤地に太い黒の十字線が背中に入ったハーフコートに胸元を編み上げたブラウンのシャツ、
右大腿部分に蜘蛛の巣の刺繍を入れた藍色のスラックスとローファー。
色の薄いサングラスを愛用している。


6: 性格
一見して知的でクールな雰囲気な人物だが、根は人との触れ合いを何より好む。
実は寂しがり屋。


7: 過去
修道女の母親と吸血鬼の父親との間に生まれる。
その生まれは地元の民には受け入れられないと考えた両親は、ケビンを遠くの土地へ里親に出す。
だがその出生を知らない者達にとっても、彼の異質な外見と成長にしたがって現れた人間離れした能力は
受け入れ難いものであった。それでも彼は人に受け入れてもらいたいため、生まれ持った力を憎まず
それを人の役に立てることで周囲に溶け込もうとしていたが、少年時代にはなかなか上手く行かなかった。
時が経ち、齢18の頃。とあるギルドの噂を耳にする。
新鋭ハンターギルド「ヴァルハラント」(※1)。実力のある者なら種族経歴一切問わず受け入れ有能なメンバーを集めることにより
のし上がって来たギルド。まさに朗報と、ケビンは入団を申し込みにいく。
かつて周囲に受け入れられなかった彼の人間離れした能力は、そこでまるで逆の反応、賞賛され喝采を浴びるものになった。
ようやく自分の居場所を見つけた―――ここが、彼、ケビン=シュナイダーの人生の新たな出発点となる。
さらに2年後、煉獄に封じられた反逆神の討伐に馳せ参じ鬼神の如く戦い抜き、神の額に銃弾を撃ち込み撃破。
地上に混乱が広がることを阻止して事により、名実ともヴァルハラントの英雄的ハンターとして名を馳せることになる。


8: 職業
ハンター

9: 口調
丁寧で静かな口調だがとても良く話す。

10: 一人称、二人称
一人称「俺」
二人称・貴方、貴女、〜さん。親しい人には「アンタ」など少しくだける。

11: 好きなもの
雑談
射撃練習
クラシック音楽
肉料理
トマトジュース

12: 嫌いなもの
孤独
ニンニク

13: 好きな人
特に無し

14: パートナー
ギルドメンバー達

15: 属性
無し(但し、闇属性に耐性を持つ)

16: 苦手な属性
無し

17: 戦闘スタイル
銃を使った遠〜中距離戦闘。機動性のある移動砲台タイプ。
接近戦も行える力量はあるが専門分野ではない。

人外の血が流れる体は超人の如き強靭さと身体能力を持ち、
豊富な戦闘経験と抜群のセンス、そして鋼の精神力。
心技体ともに一分の隙も無い。

18: 精神力
威圧に対しては強く滅多な事で屈することは無い。
そもそも、かつて神すら敵とした彼に今更恐れるべき敵など存在しない。
彼の最大の恐怖は仲間を失う事である。

19: 戦闘熟練度
★★★★★

20: 技や魔法
修道士の母親の影響で、初歩的な治癒魔法を扱える。

「ヒーリングライト」
光を媒介とした回復魔法。大幅な回復が期待できるものではなく、重体の場合には最低限命をつなぐ程度の応急処置と考えたい。
また、暗闇では効果が極端に落ちる。

「アクアキュアリング」
水を媒介に対象者の体内の毒物を排出する魔法。使用時には傷口を水に浸す必要がある。
空気や水等から毒が入り傷口が無い場合はあらかじめ傷口をつけてから行う。
そのときの傷口は胸部の中心に入れるのが良いらしいが、解毒速度が若干速くなる程度なので基本的にはどこでもいい。
またヒーリングライトで即治る程度の浅い傷で十分なので傷跡の心配はしなくて良い。


21: 特殊能力・特殊技能
「耐性」
毒・呪い・ウィルスの類はほぼ効果が無い。

「吸出し」
他人の体内に入った毒・呪い・ウィルスの類を血と一緒に吸い出して無効化する。
普段はアクアキュアリングで事足りるので、緊急時で周囲に水が無い状況で使われる。
(これで血を吸った相手が吸血種になる事は無いので安心していい)

「超回復」
傷の治る速さは常人の約15倍。


22: 必殺技

「緋緋色金徹甲弾」
超金属・緋緋色金(ヒヒイロカネ)(4※)合金の弾頭を持つ弾丸。
その超硬度と発砲時の火薬の熱で1000℃にまで上がった熱によりあらゆるものを貫通する必殺弾。
ただし一発3万ヘルツからする特注品で使いすぎると財布が寂しくなる(笑)


23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
 体力:S
 魔力:D
 腕力:S
 知力:C+
 素早さ:A
 命中:B+



24: 武器やアイテム
「GE-07 650MRカスタム『フリーダム』」
銃器製造メーカーGE社の製造した7番目のハンドガンのカスタム仕様。
コンセプトは「一撃で大型・上級魔獣に致命傷を与えることを可能にするハンドガン」。
全長450mm・重量6100g 使用弾薬・650GEマグナム 装弾数5発・シングルアクション
65口径(16.51mm)の超大型マグナム弾を使用する常識はずれの拳銃である。
使い手が少ないため量産されず全てが手作りの特注品。特にケビン専用銃「フリーダム」は、
長期の使用に耐え得るよう超金属緋緋色金合金で銃身に増加装甲を装備され、
通常生産型より1kg以上も重い上に硬く、すでに打撃武器としても使えるレベルに到達している。
使用弾頭はホローポイント弾(2※)と徹甲弾(3※)。
吸血種・幽霊種対策にミスリル銀弾、切り札として緋緋色金徹甲弾を所持。
ホルダーはコート内の左胸部。右胸部の内ポケットに予備弾薬を入れている。
ちなみに彼は、稀にこの銃を片手撃ちすることがあるが真似してはいけない。
もとよりこの銃は、優れた体躯と筋肉を持つ選ばれた人間にしか扱えない代物で、普通の人間が撃てば確実に腕を痛め、
下手をすれば肩や肘を脱臼する可能性もある危険物。
これを片手撃ちするというのは、190を越える長身に付いた、長く、強靭かつ柔らかで繊細な筋肉で覆った腕をもってして
ようやく腕を痛めずに出来る神技である。

「サバイバルナイフ」
主に作業用に使われる万能ナイフ。
分厚い7mm刃のミスリル銀製で、戦闘にも耐える強度と切れ味を持つ。
サイズは全長300mm。コートの内側右下部にケースを固定して収めている。

「防護コート」
ケビンが常にきているハーフコート。重量6kgのフリーダムを収納しても形が崩れないほど丈夫に出来ており、
拳銃弾程度なら通すことは無く、耐熱性・絶縁性も高い。
さらに、裏生地は聖水に百日間浸して清めてあり、霊的な攻撃からの防御・拘束にも使用できる。

25: その他

(1※)15年前に設立。「実力があれば他は問わない」の方針でメンバーを選別し、新鋭としてのし上がって来たハンターギルド。
入団はリーダーの裁量で決定されるが、広く受け入れる分内部の規律は厳しく規律や命令に違反した者には厳罰が下される。
また入団希望者は多いが、自分の力を過信した自惚れ屋が多く数週ほどで大半が辞めるという。
辞める理由は、単なる実力不足や、何を勘違いしたか規律や命令に従わず一人で手柄を立てようとして除名される事。
また、ギルド自体が新参のため回ってくる仕事はちゃちでたちの悪い物や黒い裏のあるもの。
そもそもギルドを罠にかけようと目論んだものまである。それら全てを力で収めてきたからこそ新鋭としてのし上がってこれたのであるが。
そんな事情など考えもしない物はあっという間に辞めていくので、メンバーの入れ替わりは激しい。
人数は常に20人程度居るが、実質的には古参を含む主力7人が全体の約80%の仕事をこなしているらしい。
古参メンバーの種族はダンピールのケビン他以外にも多彩な種族が揃っている(主要メンバーの紹介は下部に記載)
(2※)命中時に先端がキノコ状に変形し標的に与える衝撃力を強化した弾丸の種類。
(3※)硬く重い金属で先端を覆い貫通力に特化した弾丸。
(4※)太陽の様に光り輝くという超金属。オリハルコンに近い性質を持つが、
木の葉数枚を燃やした火で水を蒸発させるほどに加熱されるなど若干異なるの性質も見受けられる。

―――「ヴァルハラント」主要メンバー紹介―――
ヴァルク(人間・男・36歳)
「ヴァルハラント」ギルドリーダーにして創設者。書記会計に入団希望者の面接、メンバーへの仕事の指示を行う。
個性的なギルドメンバーを取りまとめる優れたリーダーである。本名はヴァルク=リア

セレスタン(人間・男・29歳)
創立時からの古参メンバーの1人。12の時に1人でグリフォンを倒したこともある二刀流の天才剣士。
規律に厳しい性格で、彼の逆鱗に触れ辞める事になる新人は多い。
普段から甲冑を着込んでいるが素顔はなかなか美形で、本部の街には密かにファンクラブで出来ていたりする。

エヴェリーナ(魔女・女・38歳)
創立時からの古参メンバーの1人。魔女の一族で生まれ育った生粋の魔女。火・水・土・木・風の五属性を自在に操る。
唾の広いとんがり帽子に暗い色合いのマントと、絵に描いたような魔女ルック。
見た目が20代にしか見えないのは薬で若さを保っているため。彼女に年齢の話は禁句。老化の遅いクラリネやソランジュを羨ましく思っている。
ギルド本部の地下室で新薬の調合をよく行っている・・・そしてよく失敗して黒焦げになる。
クラリネ曰く「爆薬を作る才能なら誰にも負けないのに」。何を調合しても爆薬が出来る才能の持ち主。

クラリネ(バンシー・女・人間換算で22歳)
創立時からの古参メンバーの1人。超異常聴覚を持つバンシーの一族。ヴァルハラントの情報収集係。
一度会った人間とならどこに居ても無線のような会話が出来るため、メンバーへの連絡役も勤めている。
面倒見のいいお姉さんタイプで、セツナもユーグとエヴェリーナの次になついている。

ソランジュ(エルフ・女・人間換算で17歳)
創立5年目からのメンバー。はぐれエルフ。同世代の女性と比べても尚華奢な体格で、鍛えられた体をもつ周囲とは見た目がちょっと浮いている。
長い金髪に青い目・緑のワンピースと、これまた絵に描いたようなエルフの格好。
弓を武器とし、風の精霊力により放った矢を自在に操舵加速する。
他人、とくに人間は容易に信用しない性格。あと、金属アレルギー。

ユーグ(獣巨人・男・人間換算で40歳)
創立5年目からのメンバー。獣の血を引く巨人。4mを超える巨体に、それに見合った怪力とそれに全く似合わない俊敏さを持つ。
全身が毛皮で覆われているため、ハーフパンツなど必要最低限の服しか身につけない。
声帯が発達しておらず獣のような濁った発声をする故誤解されやすいが、性格は穏やかで頭が切れる上に勘も鋭い。
ソランジュとコンビで行動することが多く、よく肩に乗っけている。ギルドの最年長で実年齢は100を超えているらしい。
体が大きすぎる為ギルド本部に入れず、門番みたいに入り口でずっと待っていることが多い。

セツナ(鬼・女・人間換算で10歳)
創立9年目からのメンバー。幼くして両親を無くし、さらに悪徳商人に捕まり見世物小屋に売られるなど薄幸の幼少時代を過ごす。
その後、密輸組織に運ばれている所をエヴェリーナとユーグが襲撃し救出。懐かれた2人が渋々つれて行った。今では割と可愛がってもらっている。
クラリネ曰く「親子みたい」という事だが、そう言うと歳を気にしてるエヴェリーナは怒る。ギルドにとってのマスコット的存在。
絶滅寸前の鬼族の生き残りであり、身長の約3割を占める一本角が特徴。本人にとって自慢の角なのでこれを馬鹿にされると怒る。
しかもユーグすら凌ぐ怪力を持つので怒らせると大変な事になる。大型のモーニングスターを愛用している。

ニール(人間・男・32歳)
創立4年目からのメンバー。外科医。魔法技術の広まる大陸で、衰退する医療技術の復興を目指す男。
医者としての腕は一流で生物の構造を知り尽くしており、治す事のみならず、生物の体を容易に壊す方法も知っている。
何時も持ち歩いている鞄には旅の必需品携帯薬と緊急治療用具一式がギッシリ入っている。
性格や立場的にエヴェリーナとは仲が良くないらしい。常に上下黒のズボンとYシャツ、白ネクタイが標準装備。

ケビン(ダンピール・男・31歳)
創立2年目からのメンバー。後は上記参照(笑)