1:名前
フエイト=エスペランザ

2:年齢
12歳

3:性別


4:種族
魔族(*1)

5:外見
青眼で青の短髪、女顔の少年で、華奢な体型をしている。
服装は目立たない様に基本的に黒色を中心とした服装をしており、その上に黒色のローブを羽織っている。
その為、彼が女声で話せば彼の事を女だとしか思えなくなってしまう。
身長は155p、体重は37s

6:性格
大人しく、暗い性格であり、よくネガティブな思考をする。
優しい性格でもあり、あまり戦闘を好まない傾向にある。
時折、自虐的な面も見せる事もある。
今まで優しく接しられた事が無いらしく、優しく接しられると激しく動揺してしまう。

7:過去
嘗てこの世を支配していた魔族は4000年前、戦争での敗北でその地位を失い人間の奴隷と化した。
ある魔族は人間に扱き使われて死亡し、もう一方では町民に嫌われ続けた事で精神的に追い詰められて自殺したりと悲惨な人生を歩んでいた。
そして現在、フエイトと呼ばれている魔族の少年もその中の一人であった。
少年には幼い頃から両親がおらず、五歳の頃から孤児院で保護されていたが、そこでの対応は酷い物であった。
ただ『魔族』と言うだけで街の人に差別され、孤児院の子からは虐めを受け、大人からは殴られ続けると言う毎日を過ごしていた。
フエイトは苦しさ故に孤児院から逃げ出したが、商人に捉えられて、奴隷として生活をする事となってしまう。
少年が八歳になったある日の事、とある場所で魔族による革命が発生した。
革命を起こした魔族の指導者は「人間達よ、我々は全ての同胞の解放を要求する。もし応じなければ、我々は人間達を最悪の結果にまで持ち込まなければならないだろう」
その発言に各国は魔族の革命を危惧して、次々と魔族の奴隷解放宣言をし、全ての魔族は自由の身となった。
フエイトもその一人であり、開放宣言の後はただただアルバイトをしながら、人間に怯えつつ、魔物から逃げつつ、旅をしている。
そんな生活が四年間続いている。

8:職業
元奴隷、現在は旅人

9:口調
過去のせいか、暗い声色をしており、あまり人に対して良い印象を与えないが、口調は丁寧である。
また、優しくされると動揺して、言葉がたどたどしくなる。

・「……あ、こんにちは」
・「フ、フエイト・エスペランザですけど……」
・「ぼ、僕は魔族じゃありません!」
・「う……、また殴られるのか……」
・「魔法すら使えない僕が何の役に立つんでしょうね?」
・「……そんな事、僕には、無理です」
・「ち、近寄らないで下さい……!」
・「……なんで、見知らぬ僕にそんなに優しくしてくれるんですか……?」

10:一人称、二人称
一人称:僕
二人称:貴方、〇〇さん

11:好きなもの
読書、家事(やっている間は他の事を忘れられるから、料理も意外と得意だったりする)

12:嫌いなもの
人間(嫌いと言うよりもトラウマに残っているだけ)、戦闘(ただし職業柄、血を見る事には慣れている)、魔物(よく襲われる為、恐怖する。最弱クラスの魔物でさえも、
恐怖で身体が竦んでしまう)

13:好きな人
特に無し。

14:パートナー
特に無し。

15:属性
闇・邪

16:苦手な属性
聖・光(苦手とは言え、強力でなければ影響は無い)

17:戦闘スタイル
本人が戦闘をした事が無いので、そんな物は無い。

18:精神力
対人恐怖症な上に今までの差別等の影響により、異常な弱さを誇る。

19:戦闘熟練度
☆☆☆☆☆(戦闘経験は無い上に碌な訓練すら受けた事が無い)

20:技や魔法

今の所存在しない。

21:特殊能力・特殊技能

【魔眼】
魔族の中ではごく一部の者しかもっていない特殊能力で、その眼には様々な効果が存在する。
この能力を使用した時、フエイトの瞳の色が血の様な赤色になり、フエイト自身の能力も飛躍的に上昇する。
主な効果は『相手に恐怖を与えて無力化させる』『相手の特殊能力を封じる』『相手の能力を低下させる』等と言ったものがある。
また、彼の場合、超能力を開放した事により、非常に強力になっている為、殆どの相手にこの効果が効いてしまう。
この能力は魔族の血から覚醒する物である為、フエイト本人の魔力とは全く関係が無い。
ただし、この眼の魔力を他の事に利用する事が出来ない。この事から、眼の魔力は眼にしか使用出来ないと断言できる。
因みに、魔眼にはレベルと言う物が存在し、能力の上昇もレベルによって随分違う。
ただし、本人は最高であるレベル3どころか、レベル1すらも発動させた事が無い。

『level1』
???

『level2』
???

『level3』
???

『魔眼の種類』
???

【Self reproduction】
再生能力が非常に高く、大怪我をしても30分ほどで完治する。

【Recovery】
体力を大きく消耗しても、30分もすれば全快してしまう驚愕の能力。

【Favor of magic】
魔族の血により、物理防御力・魔法防御力が異常に高い。

【声真似】
様々な生物の声を完璧に真似する事が出来る能力で、その範囲は老若男女関係なく、基本的に相当特殊な声でない限りは声を真似する事が出来る。
動物の鳴き声に関しても大抵の動物の声真似が出来る。

【調理技術】
食材と調理器具さえあれば、料理をする事が出来る。

【家事】
奴隷をしていた時に身につけた技術、家事をするのに慣れている為、家庭内での殆どの事は出来る。一人暮らしには魅力的な技術である。

22:必殺技

今の所存在しない。

23:能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

 体力:S++(物理防御力:S++)
 魔力:S++(ただし、魔法防御力:S++)
 腕力:C++
 知力:A+
 素早さ:C+
 命中:C+

フエイトは体力と魔力が異常に高いが、本人は戦闘をしない上に魔法も使わない(奴隷故に習ってない為)ので、宝の持ち腐れである。
ただし、ある者が言うにはフエイトの現在の能力値は潜在能力を5%も出しているかさえ怪しいと言っている。

24:武器やアイテム

特に無し。

25: その他

(*1)魔族
人間との戦争に敗れ、人間の下僕と化した嘗ての世界の覇者であった種族。
人間を遥かに凌ぐ戦闘能力と魔力を保持し、100世紀以上も世界を支配し続けた誇り高き種族であったが、人間やエルフ・ドワーフ等の新勢力によって権力が次第に失われていき、そして今から4000年前に人間によって、魔族の象徴であった『魔天城』を占領され、魔族の権力は地に落ち、魔族を倒した人間の時代に移り変わった。
没落した魔族に対する仕打ちは酷いものであった。身分は自分達よりも遥かに劣るエルフやドワーフよりも低くされ、事実には無い悪行を勝手に歴史の中に加えさせられて、社会的にも差別されてしまった事もあり、その様な歴史や決まりを作成した人間を憎んでいる魔族も多々いる。現在も、魔族に対しての差別は激しい物があり、魔族は拷問とも言える苦しい生活を虐げられている。その為、魔族たちの中には傲慢な人間を倒し、自分達の世の中を再興させようと画策している者が非常に多い。因みに、魔族は他の種族に比べて独善主義を大変毛嫌いしており、戦争が始まるまでは他の種族に対しても平等で友好的な関係を保っていたと言われている。
また、初めて『魔法』と言う文化を生み出した種族でもある。
現在は革命を起こした事により、人類と対等に交渉できる様な身分となった。


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