1: 名前
ファル=スターダスト
Fal=Stardust

2: 年齢
14歳

3: 性別


4: 種族
エルフ

5: 外見
蒼い寝癖でボサボサの髪に青い瞳、そして結構童顔と言う姿。
体も細く、本人では「そうは思わない」と確信しているはずなのに女と見間違えられる事もある。
童顔な上に細身な中性的な姿がそうなのか。それは作者でも分からぬ謎である。見間違えられる度、起こる事は無いが結構へこむ。
当然、エルフ族なので耳が長いが、ファルの場合、状況に合わせて頑張って隠そうとしている。
どうにか誤魔化せている様だが、逆に思いきり出している事もある。
話によると作者の気分による所もあるようだ。

服装
・胴体が緑で、袖の部分が青い長袖の服、その下に黒いズボンを着用。
・革のコート(長袖・半袖変更可)の下に黒い服、そしてジーンズを着用。
基本的に厚着を好み、肌をさらけ出す事はあまり好きではないらしい。寒いよりも暑い方が耐えられる様だが、実は寒い方も耐性はあるのだとか。

身長:162cm 体重:46kg

6: 性格
 落ちつきのあり、優しい性格を持つ年齢の割に大人びた少年。しかし、結構ヘタレな一面を垣間見せる。
責任感も強く、自分の事は一番最後という自己犠牲型の思考回路。それ故に何か頼まれるたびに結局最後には頷いてしまうと言う駄目っぷり。
 また、結構不幸な身の上で、格好が似ていただけで旅に出る羽目になるだとか、勝手に許婚にされ、暗殺のターゲットにされ、嫉妬されるような毎日を過ごす。
 最初の過ちはスレイルを連れてきてしまったことだろうか。
今でもファルはその事を悔やんでいる。しかし、ファルのことを許婚に勝手にしているスレイルを、ファルはいつも軽くあしらっている。
 話をまとめると、作者の気分やその日のコンディションによってファルの性格・テンションは日々移り変わると言うことである(待

7: 過去
 朝早めに起きるファルはその日もいつもの様に周辺の魔物を潰しに森へ出かけた。
その日は魔物の数が比較的多かった。尚も倒すファル。そしてリーダー格の魔物がこう叫んで、生き絶えた。
「闇による支配の日は近い…人間どもよ…世界の危機を知る由も無く、貴様等は滅びるのだ…!!」
その魔物が消えた瞬間、辺りで地響きが起こった。急いで村へと戻って見ると、村の風の精を象った石像に皹が入っていた…
 そこから彼の物語は始まった。
世界事典によると以前にも1度同じ事件が起こり、世界は戦乱に巻き込まれ、世界は滅びかけた所で平和を取り戻した。
世界を救ったのはある少年とその仲間達によるものだった。
その少年は世界事典にこのように記されている。

“戦乱に終焉が訪れ、平和を手にした世界も、いつかは闇に侵される。
 また、この世界が闇に包まれる時は、蒼き風なる少年が世界を照らし、闇を浄化へと導く旅が平穏なる森に住む民の村から始まるだろう…。
  それは容易い道ではないであろうが、
 少年とは似て非なる自らを「影」と称す者が世界救済の力の種を摘む事があろうと、仲間の死を目の当たりにしても、それに耐えうる力を再びその森に帰りつく時に備えるだろう。
  例えその救済が失敗に終わったとしても、 必ず闇は世界と言う名の光に照らされ、 闇は無に還り、世界はまた生き続けるだろう…。

 ―――彼と似る者は平穏な森に住む蒼き髪の剣士――――

 (ルルファリス世界神話事典
  第61頁 蒼き風 より)”

平穏な森とは、ファルの住む森「キリアーフォレスト」の事であり、蒼き髪の剣士と言うとそのままファルに直結してしまう。全くもって迷惑な話だ、本人はそう語る。
 しかし、記憶も限りなく薄い幼き時代と、これから迎える呪われた運命は十代の少年には壮絶にして過酷すぎる物だった――――――

8: 職業
・魔法剣士
魔法と剣を組み合わせて戦う者の総称。主に剣を使う。ファルの場合、ダガーと組み合せる事もしばしばある。

9: 口調
比較的おとなしめの口調で話す。
さり気なく毒を吐いていることもしばしばあるが。
常に敬語と言うわけでもなく、一般的に大人しい少年のしゃべり方。
しかし、指摘は結構鋭い所を突いている。
時折、格言めいた意味深な発言もする。
時々、自虐に走ったり、自己犠牲発言も放つ。
スレイルに関してはかなり酷い扱い。よほど突き放したいのだろう。

「…で、僕にやれと?」
「大丈夫?状況読めてる?」
「誰もこの状況下で頷かない人はいないよ」
「言っとく。旅には出るけど、死ぬつもりはないよ?…自信は無いけどね」

「僕は…これ以上傷ついていく人達を見殺しには出来ない」
「何で僕がこんな事をしているかって?…使命だからさ」
「その程度の事で僕は…諦めないよ」

「僕は君の夫じゃないから…」
「君が立てた手柄じゃないだろ」
「僕にそんな無理を押しつけないで貰おうか」

「フェアな戦いほどフェアじゃない戦いは無いかな。その逆もまた然り。」
「自分の力量を過信し過ぎている人ほど弱い人はいないよ」
「剣を持つのは理論上誰だって可能だ。
 ―ただ、剣を振るうのに人は迷い、剣を振るった後に人は己の犯した罪を後悔する。…何を使って何をするのが正解かは、君の行動に直結してくるよ」
「君も僕も似た者同士のようだ。綺麗に納まる鞘を山の様に積まれたところから探してる。」
「星屑は所詮屑でしかない。ただ、そんな屑も宵に輝く光となる」

「いくら僕が頼り無さそうな奴としても、それは無いだろう!?」
「…僕が死んだとしたら、その業は君に背負ってもらうよ」
「最も恐れていた事が起きてしまった」
「…僕は……まだ……また…逃げているのか…?」

「君と一緒の墓に入ったら、僕は絶対浮かばれないな」
「父さん。スレイルをお願いします」
「あーはいはい、君の頭の中にはいつでも花が咲いてるよ…」
「僕にはこの猛獣を手懐ける自信が無い…」

10: 一人称、二人称
一人称:僕
二人称:君、貴方、(名前)さん、お前、呼び捨て

11: 好きなもの
魚介類系料理(シーフードカレーetc...)、
水、海、風、夜空、本、料理する事(菓子作りもときどき)

12: 嫌いなもの
自分の力を無駄に誇示している人
無意味過ぎる争い
世界事典に書いてあるわずかな特徴のみで自分の事を「数千年ぶりの勇者」と判断する人
責任の押し付け合いの結果、結局自分に押し付けられる事

13: 好きな人
居るらしい。
ただ、ファルの性格が性格なので色々な人から好かれる場合もあるとか、無いとか。
愛情などではなく、特別な感情を抱いている場合もある。
それとなく会話しているのが好きで、強引に近寄るようなことは好きではないようだ。

14: パートナー
スレイル=ウィングビレッジ
熱竜 烈火

15: 属性
水 風 光 闇 時 星 月

16: 苦手な属性
雷(雷にかなり弱い) 氷 

17: 戦闘スタイル
剣による近接攻撃と魔法による支援の複合となる。
中衛として戦う事が多い。
剣はダガーと片手剣(長剣・刀)を一本ずつ持つことが多い。
もしくは、一振りの剣のみで戦うこともある。

18: 精神力
死への恐怖や、怖気などは大分ある。しかし、ここぞと言う時、追いこまれた時、大事な時には真の力を発揮する。
芯も強く、プレッシャーに強い。基本的に幽霊などには恐怖心は抱かない。

19: 戦闘熟練度
未熟 ★★☆☆☆ 完成

20: 技や魔法
(※かなり長文になりそうなのでファルの扱っている初歩的な技だけ載せました)
□我流剣技
 ・銀狼<無>(ギンロウ)
  連続突きからの斬り上げ、斬り下ろし二段連続攻撃。
  技の熟練によって、様々な攻撃を織り交ぜられ、様々な技に繋げる事ができる技。

 ・水鏡刃<水>(スイキョウジン)
  剣から水の刃を飛ばす技。
  その刃は散り際の姿を鏡の様に映す事から、「水凶刃」と書くこともある。

 ・風見鶏<風>(カザミドリ)
  敵を上に巻き上げ、空中での回転斬りによって敵を吹き飛ばす。
  敵だけを上に飛ばし、落ちてきたところを回転斬り…と言う技も繰り出せ、その場合は周囲の敵も巻きこむ。

 ・絶影晶<光>(ゼツエイショウ)
  半透明の水晶で敵を囲み、光を帯びた剣で周囲から攻撃を繰り出す。そのとき、影の出きる場所が無いことから、影が絶えると書く。
  成功、失敗に関わらず自身の傷を僅かに癒す。

 ・闇蒼突<闇>(アンソウトツ)
  闇の剣で敵の懐を突き、斬り抜けていく。その闇の刃は僅かに蒼く見える事から蒼の字を使う。
  切り抜けた時に追加ダメージ。

 ・時崩落<時>(ジホウラク)
  時の流れがずれた剣で、敵を斬りぬける。そこに空間のズレが生じ、その瞬間は何も起きない。
  時間差で、ファルの動きを録画したかのようにもう一度同じ攻撃が繰り出される。

 ・星屑剣<星>(セイセツケン)
  星の光を帯びた剣で連続攻撃を繰り出す。とどめとして上から星の力を持つ剣の形状をした刃が落とされる。
  本人の名に相応しく、塵となって消えていく輝きを敵の散り際に見せる。

 ・月麗閃<月>(ゲツレイセン)
  構えた後,横に一閃、敵を飛び越えざまに一閃、そして背後から斬りぬけるのにまた一閃の三段攻撃を繰り出す剣技。
  その剣の軌道は僅かに三日月を作る。

 ・幻魔回廊<物理・水・光・闇>(ゲンマカイロウ)
  ファルの姿が蜃気楼となって消える。その後、敵の周囲からファルの幻影が現れ、敵に次々と攻撃を重ねる。
  蜃気楼となって消えるところで、攻撃回避としても使う事が出来る。

■簡易魔法
 二つの漢字を織り交ぜて繰り出す無詠唱魔法。
 ここに掲載されているのはほんの一例に過ぎない。
 また、3つ以上の漢字を織り交ぜて発動する事の出来る魔法もあるらしい。

 ・水刃<水>(スイジン)
  水の刃を直線状に飛ばす。
  横に幅があるので、巻き込みつつ切り裂いてゆく。

 ・水属性+「渦」→渦潮<水>(ウィールプール)
  特殊複合魔法の1つ。
  任意の場所に、中心に巻き込む水の渦を作り出す。
  中央に寄せている間も攻撃は当たるので、降下中に追撃をかけるのが得策。
  渦の中心まで寄せて、一網打尽にするという手もある。

 ・風嵐<風>(フウラン)
  任意の場所に上に巻きあがる風の流れを作り出す。
  上では不安定な流れが刃となり、その身に傷をつけていく。

 ・風属性+「螺」→竜巻<風>(トルネード)
  特殊複合魔法の1つ。
  自分を中心に下から螺旋状に「流れ」を作り、それに乗せて上へと押し上げる。
  自分の身をも守りつつ、敵に大ダメージを与える事が出来る。
  ちなみに、「流れ」が強かったり、密だったりすると飛び道具の防御も可能だと言う。

 ・光弾<光>(コウダン)
  光の弾丸を飛ばす。
  銃器ほどの速度ではないが、それでも高速で進んでいく。
  弾が小さいのでかわされやすいという点があるが、速度と射程距離でカバーする事が出来る。

 ・漆追<闇>(シッツイ)
  追尾性能を持つ闇の弾丸を放つ。
  追尾性能は高く、攻撃を完全にはかわしにくい。
  弾数は任意で調節でき、当然、弾数が多ければ当たり易くなる。
  その高い汎用性の為、攻撃力は低め。

 ・闇属性+「覆」→牢獄<闇>(プリズン)
  特殊複合魔法の1つ。
  干渉を拒絶する半透明の膜を張る。
  仲間を守る為に使う事もあれば、敵の行動を封じる檻ともなる。
  檻として使われる事が多く、閉じ込められると中には光が無く、パニックに陥る。

 ・星属性+「交」→南十字星<星>(サウザンクロス)
  特殊複合魔法の1つ。
  天に煌く十字架。
  次第にその光は強くなっていき、地上に落ちる。
  対象に傷を負わせたのち、地上にはほのかに光る十字架が残る。

 ・月属性+「線」→月光<月>(ムーンシャイン)
  特殊複合魔法の1つ。
  月光を帯びた光線を放つ。
  細いが、かなり遠くまで届く。
  弾速も速く、攻撃力も高い。

■一般魔法
 世間に流通する一般的な魔法。詠唱を必要とし、攻撃力がわりと高い、よく目にする魔法。
 簡易魔法が繋ぎに使われるのに対し、主な攻撃として使われる魔法。ここに記されるのもほんの一例に過ぎない。

 ・アクアウェイブ<水>【下級・Lv1】
  水の波を発生させる初級魔法。横に並んでいると攻撃範囲内に入る。
  「地を伝いし水よ 海上を進みし波となせ」

 ・ノアディフューション<水>【中級・Lv3】
  水の塊を拡散弾とし、多くの相手に飛ばす中級魔法。広範囲に攻撃できる。
  「大地に降り注ぎし水よ 拡散せし弾丸となせ」

 ・シルフィーブリーズ<風>【下級・Lv3】
  微風の力を借りて鎌居達を作り、相手に衝撃を与える初級魔法。連続攻撃を与える事もある。
  「精霊に恵まれし風よ 微風の刃となせ」

 ・ウィンドサークレイション<風>【上級・Lv1】
  素早い大気の循環の力で空気の渦を起こす上級魔法。いつしかそれは巨大な竜巻となり、あらゆる物を空へと巻き上げる。
  「吹き付けし風よ 循環されし大気の渦より竜巻となせ」

 ・ディヴァインジャッジ<光>【中級・Lv3】
  天より光の帯をランダムに落とす中級魔法。数多の審判の光は地面に多くの傷を残す。
  「輝き止まぬ光よ 審判をもってその罪を示せ」

 ・セイントアロー【下級・Lv2】
  光の矢を放つ初級魔法。その矢は真っ直ぐと敵を射止める。
  「神聖なる光よ 直進せし矢となせ」

 ・シャドウエッジ【下級・Lv2】
  闇の刃を下から呼び出す初級魔法。刃は暫くそこに残る。
  「影に潜みし闇よ 地より刃を呼び覚ませ」

 ・ケイオスシール【下級・LV3】
  敵の動きを封じ、闇の侵食によってダメージを与える初級魔法。封じられた者は動きが暫く鈍くなる。
  「混沌なる漆黒の闇よ かの者を封印せよ」

■回復・補助魔法
 体力や魔力の回復や、能力の強化を行う魔法。範囲は円形で、範囲を広くも、狭くも出来る。
 魔力が同じの時、狭ければ効果は上昇し、広ければ下がる。効力が同じの時、狭ければ魔力は少なくて済み、広ければ多くの魔力を必要とする。

 ・リフレッシュ<水>【回復】
  精神・集中力を取り戻し、傷を癒す。回復力はやや高い。
  「心身に傷を負いし者たちに休息を」

 ・ブレス<風>【回復】
  減少している能力を正常値に戻す。回復力はない。
  「神の吐息は戦士達の力を吹き返す」

 ・ステルス<光>【補助】
  光の進行方向を操作し、透明にする。光耐性が付加される。
  「その身無きばかりに透き通れ」

 ・アテンション<闇>【回復】
  精神状態を正常に戻す。魔力が少し回復する。
  「慌てる者に落ちつきを、哀しむ者に安らぎを」

 ・コントロール<時>【補助】
  対象の周囲の空間を流れる時間を操作する。時の流れを高速にも、低速にも、停止も、逆再生も任意。時耐性が付加される。
  「時神よ、時間の操作権を我に譲りたまえ」

 ・ネビュラ<星>【回復】
  星の力で体力を徐々に回復させる。回復力は高い。
  「銀河に漂いし星雲は人に癒しを与えん」

 ・アンティ<月>【補助】
  暫くの間、対象の状態異常を無効化させる。月耐性が付加される。
  「異常に侵されぬ清き心を分け与えよ」

21: 特殊能力・特殊技能
☆エルフの魔力
 エルフ族である者が持つ能力。簡単に言えば、魔法の効力が増す。
 攻撃魔法なら破壊力が増し、補助魔法なら範囲が広くなったり、効力が増したりする。回復魔法なら回復力が増したり範囲が広くなる。
 しかし、全てのエルフ族が同じ力と言う訳では無い。
魔導士で、それも魔法に長けている者ならば、並の魔導士のの5倍以上にもなる者も居る。
その逆もまた然り。魔法は余り得意でない者は、1.2倍前後にしかならない者もいる。
 その数値にはばらつきがあるが、一般的に並の魔道師の1.8倍程度の魔力があると考えられている。
因みにファルの場合は2.1倍程度。これだけでも十分に並の魔導士に勝る力を持つ。

☆気配察知
 逸早く仲間以外の気配を察知し、どこにいるのかを特定する。そのおかげで牽制攻撃も仕掛けられるし、逃げ出す事も可能。
 なお、幽霊だとかは更に敏感に反応するらしい。身震いがしていたり、鳥肌が立っていたらそれが証拠となる。的中率はなかなか高い。

☆死なせはしない
 相手が人間だと敵にとどめは刺さずに、動けない状況にする。
 それが故に何度も危険な目に遭っているが、その信念を貫きとおす。
 本人曰く「人殺しをどうにかするのに自分が人殺しになるつもりはさらさら無い」らしい。
 自殺しようとする者も、その武器を切り払おうとするほどだ。

☆助かるべき命・救えない命
 相手に与えられた選択肢がどの道「死」しかない場合、相手を苦しませずに殺す。
 一見先に述べたものと矛盾しているが、戦いに生きる者として時にはこのような悲しい選択をとる場合もある。
 そのたびに心が痛むが、助かるはずの命の事を考えると…楽にしてやらなくては別の「死」を生むだけということらしい。
 本人曰く「その人には助からないのに、もう自分の意識が無いのに生かしていたら…みんなが辛い思いをする。
       それでこれからも生きるべき命が残れば、その人は浮かばれると思う」らしい。
 実際、その様な選択を迫られると、葛藤が長引く場合が多い。
そもそも、こちらの方法をとること自体がほとんどない。

★魔力封印・魔力解放
 スターダスト一族の者達は、自らが持つ魔力がとても危険(例を挙げると中級魔法で城を瓦礫の山に変えられる位)であり、
また、精神の安定が難しく、精神が崩壊し、魔力が暴走してしまう事もある為、彼らは魔力封印の術を受けている。
 しかし、他にも魔力を封印されている者がいるが、彼らスターダスト一族の封印は最高級の術で封印されている。
己の身や、他人、あるいは大地を破壊しかねない為である。
 解放時に一族が一斉に最強魔法を発動してしまった暁には、この世界が消滅してしまいかねないとか。
 なお、ファルの場合、封印の力で魔力は1/40近くまで封じられている。魔力の開放は容易だが、下手をすれば自分や仲間も巻き添えになると言う、本当に最後の手段。

★調理技術
そこに刃物と火さえあれば料理をする事ができる。フライパンが無いのなら剣を用意する。
しかし、旅に出る時にクラッカーのような焼き菓子に肉やら野菜やら果物などを混ぜ込んだ携帯食を持ってきたので、
旅先で調理することはあまり無い。そうする事となると、パーティ内で喜びの感情に浸る者が続出する。

★急所外し
 任意で敵の急所を外して攻撃し、動けなくさせる。
 相手を死なせたくない場合に多く用いる。
 しかし、この攻撃のおかげで危ない目に遭うこともしばしば。

★急所狙い
 敵の急所を狙って攻撃し、一撃で楽に(または気絶)させる。 
 相手を殺さず(または倒さずには)には通れない場合、魔物が多くて相手にしていられない場合に多く用いる。
 狙い過ぎると逆に反撃される場合もある。

★武器破壊及び無効化
 敵の武器を断ち切ったり、折ったりして破壊する。
 もしくは遠くへ斬り飛ばして一時的に使えなくさせる。
 敵を殺さずに戦闘能力・意欲を減少させる技術。

22: 必殺技

□奥技
 ・滅舞十六夜<光・闇・月>(メツブイザヨイ)
  常夜を照らす蒼き月の力を剣に宿らせた奥技。
  陽光無き空よりの光…月光が剣先に差し、煌いたのが見えた頃には目にも止まらぬ連撃によって攻撃を潰され、そのまま地に伏せる。

■潜在魔法
 人々のもつ固有の魔法。
 その人によって効果は違い、魔力の消費量も人それぞれ。
 中には魔力の都合上、使う事の出来ない者や、その使い道が無く、使わない者もいる。
 大概の場合は強力なものや、特異的な効果を発揮するものが多い。

 ・ブルーオーシャン<水>
  高波や渦を呼び出し、深海の底へと沈め、魔力が呼び起こす水竜が襲いかかる。それが突撃した時、水竜は泡となって消えていく。
  それと共に水が溢れ、世界は水で満ちていく。敵は衰弱する事もある。

  「生命の源 遥かな海よ 我が呼びかけに応えよ
   舟破壊せし渦 断崖削りし荒波 唸れ 海竜の怒り…!
   砂鳴く水際に 我はあり 静かな沖に 汝あり
   漣揺らめく蒼き大海に その魂を沈めたまえ
   光届かぬ 深き海底で 安らかに眠れ―」


 ・レーヴァンテイン<無>
  魔法の原義は「災いの枝」。
  はじめに一本の剣が突き刺さり、敵の動きを封じる。大量の剣が周りを取り囲み、一斉に牙を向く。
  剣の本数はある程度の調節は可能。もちろん、多くすればするほど魔力を浪費する。
  なお、この魔法は瞬間詠唱魔法(※)なので、詠唱を必要としない。
  属性は無とされるが、実際の所は不明。どんな対象でも区別無く威力を発揮するので無属性とされる。

  「貫け 無数の剣」


23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

通常時
 体力:D-
 魔力:B++
 腕力:D+
 知力:B+
素早さ:A-
 命中:B++

魔力開放時
 体力:D
 魔力:S+
 腕力:C-
 知力:S
素早さ:S++
 命中:A++

24: 武器やアイテム
(長剣)ロイヤルバーツ
   名も無き鍛冶士が作り上げた最高傑作。
  生前、鍛冶士が住んでいた家の片隅に一枚の泥まみれのメモと共に置かれていた。
  「次にここを訪れた者にこれを渡す
   この刃は宵月銀鉱石で出来ている
   切れ味が鋭い
   強度にも優れ、傷は付かない
   銀鉱石では軽い類に入るため
   素早い攻撃を主とする者が持てば真価を発揮する」
  と書いてあった。
   長剣の中ではやや軽く、連続攻撃を決め易い。
  その上長いことに加えて切れ味もよく、まさに至高の逸品。
  その剣は斧を弾き、岩をも両断する。

(ダガー)ティアオブソロー 
   刀身の一部に穴が空いていて、そこで攻撃を止めたり武器を破壊できるダガー。
  強度の心配もされるが、ずいぶん硬い金属で精製されているので心配は無いと言う。
  洗練されたそのフォルムには一切の無駄が無く、軽く作られている。
  そのお陰で攻撃の繋ぎに使いやすく、連続攻撃を作り易い。

(刀)窮鼠猫噛・陽の剣
  キュウソビョウゴウ・ヨウノツルギ。
  東洋の国に存在している「諺」から名付けられた刀。白月鉱石より精製されている。
  絶体絶命の時に陥った時にその刀は本来の力を目覚めさせると言う…。
  刀身に逃げる猫のレリーフが、柄の部分に追いかける鼠の姿が彫りこまれている。

(刀)窮鼠猫噛・陰の剣
  キュウソビョウゴウ・インノツルギ。
  東洋の国に存在している「諺」から名付けられた刀。黒陽鉱石より精製されている。
  陽の剣とは全く逆の効果を引き出していると言う。
  刀身に追いかける猫のレリーフが、柄の部分に逃げる鼠の姿が彫りこまれている。

(武器)スリッパ
  どこからとも無く取り出して、一気に殴る。スパーン、とハリセンよりも良い音を出す。
  絶対に殺すことなく敵をひるませる事のできる「これ以上考えてはいけない」究極の武器。
  …実際、音ほど痛くは無いと言う噂。

25: その他
※瞬間詠唱魔法
 詠唱をほぼ必要としない魔法。
 詠唱が短時間で終わるので、接近戦でも使う事ができる。