1: 名前
エヴェリーナ=ヘクセンリッチ
愛称はエヴェリー。

2: 年齢
38歳

3: 性別



4: 種族
魔女。
自然を崇拝し自然と共に生きる種族。
人間の魔術師とは異質の魔力をもち、自然精霊の力を借り魔術を行使する。
特に機械技術が進む場所ではほぼ存在が確認されなくなり、今では存在自体を知るものも少ない。
本来もっと長寿の種族らしいが、種全体の人間化が進んでいるらしい。

5: 外見
身長162cm 体重47kg

群青色のノースリーブのロングコートと同色の三角帽子に
草色のチューブトップワンピースに同色の帽子ベルト。
黒のブーツと二の腕まである長手袋、赤紫の網タイツを赤色のガーターベルトで止め、
コートの袖口と手袋を同色のガーターで繋げている。
目の色は赤、髪は紫色のやや襟足の長いショート。顔の左前部分の髪だけがやや長く赤い筒でまとめている。
基本的にスッピンは人に見せない。
若さを維持する魔法薬で未だに20代半ばほどの見た目を保っている。
が、薬の副作用で表情の変化が乏しくなっている。


6: 性格
温厚で、特に年下に対して面倒見が良い。
常に落ち着いていて感情を表に出すことも少なく、大人の女性といった感じだが、実は少々子供っぽい純粋な部分も。
地下室で変な薬を調合するなど変人な面もあったり。
また、年齢のことに触れられると激怒する。


7: 過去
魔女の血筋の一つ、ヘクセンリッチ家の娘として生まれる。
本来、自然の神々を崇拝し彼等の協力を得て自然的力を行使する能力を持っていた一族だが、
祖国に機械文明が流入するにつれて、自然の力が弱まり、またそれらが必要とされなくなるにつれて、
国内での居場所をなくしていくことになり、多くのものは世界中に散らばっていた。
エヴェリーも、未だ子供の自分に一族と散り散りに別れ旅立つ。

後にヴァルク、セレスタン、クラリネとともにハンターギルド「ヴァルハラント」を結成するころには、
多属性の応用と集中力で一級の魔術師にも劣らない力を発揮できるようにはなったが、
反面、これ以上のことを成す事は自分には不可能だという限界を感じていた。
ギルド結成2年目に参入したケビンに、何かを成し遂げる大器を見出し育て上げ、
彼が反逆神討伐を成して以来、次の時代を担う若手の育成を人生の楽しみとしている。


8: 職業
ハンター


9: 口調
落ち着いた静かな喋り方。
口調には感情の起伏のようなものをほとんど見せず、
「〜だ」「〜だろう」など、女言葉や敬語の類もほとんど使わない。


10: 一人称、二人称
一人称「私」
二人称「貴方・貴女、〜君」

11: 好きなもの
若い才能
怪しい薬の調合
クリームプリン


12: 嫌いなもの
歳を取る事
大人気ない大人

13: 好きな人
無し


14: パートナー
ギルドメンバー
特にケビン・セレスタンと組むことが多い


15: 属性
火・水・風・木・土

16: 苦手な属性
無し(五つの属性が干渉し合ってバランスが保たれているため)

17: 戦闘スタイル
5属性の魔法を状況によって使い分ける。
単属性のみならず、複数の組み合わせでより強力な力を生み出すことも出来る。
自然現象や魔法属性の法則に関しての知識が深く、豊富な魔法と知識であらゆる場面に対応する。
さらに体術の心得もあるスーパーマルチプレイヤー。本人が言うには、自分には飛びぬけた才能が無いから
技の種類と知識で補っている。才能のある奴なら1つの武器で戦い抜けるだろうと言う。


18: 精神力
集中時は別として
普段は並み


19: 戦闘熟練度
★★★★☆

20: 技や魔法
火・水・風・木・土の5属性魔法および合成魔法。

「火」
存在する限り周囲の全てを焼き払う火の力は、基本的な属性で最も優れた攻撃能力を持つ。
多くの生物に有効打となり特に草木に対して強い。ただし、水に対しては圧倒的に不利。

・『フラムスパーテ』
火の玉を正面へ真っ直ぐ放つ。着弾した部位は数秒間燃え続ける。

・『フラムラウンド』
空中に静止した火の玉が、合図とともに一斉に飛んでいく攻撃技。全弾命中ならかなりの威力になる。

・『フラムエネルギー』
炎の力の持つ燃え滾るエネルギーを生命力のエネルギーに変換して生物の体内に流し込む。
対象の体力を大幅に上昇させることが可能。

「水」
多くの生命を宿し育む水も、一度荒れ狂えば全てを押し流す猛威となる。
炎を消し去るが、土と木には吸収される。

・『メアカノーネ』
水を勢いよく打ち出す。威力は調整が効き、全力なら文字通り激流の如き威力になる。

・『メアエン・ゲフテ』
使用対象の体を水で包み、体内の毒素を浄化する。
ケビンの使う「アクアキュアリング」と同等の技だが、条件はこちらのほうが軽い。
(水自体が周囲に無くても問題無い上、体外に毒素を吐き出すための傷口も必要ない)

「風」
大気に常に存在しあらゆる物を運ぶ疾風。時にその力は真空の刃を生み出す。
風は、水や火から力を受け取る属性で、特に火属性とは互いが互いを際限なく強化する。

・『ルフテファクーム』
大気中に真空を走らせ物質を引き裂く。
一発の威力は低めなので数を放つ。

・『ルフテフルーゲ』
体の各部位の上下に気圧差による揚力を発生させて空中へ飛ぶ。
エヴェリーはコレで豆腐を崩さずに持ち上げられるらしい。
あまり高速で動くと体の負荷が大きいらしく、稀に着ているコートを翼のように変形させて風を受ける
高速飛行形体を使うことがある。

・『ルフテストーム』
突風を起こし吹き飛ばす単純な魔法。効果自体が単純なほうが応用は利きやすい。


「木」
大地に根ざす木々は多くの生命を育て、あらゆる外敵を排除する。
土や水から力を吸収し勢いを増すが、火に弱く、風を遮る。

・『セイルレーベ』
木の蔓を地面から生やし操る。蔓は一見細いが1本でも2〜3人分の体重を支えていられるくらい丈夫。
風術で飛ぶのは魔力消費が激しいため、この蔓につかまって空中での移動を行うほうが多い。

・『ゲフテスペリッタ』
セイルレーベとは違い、鋭い棘を持つ攻撃用の蔓。
棘には毒があり、突き刺さった箇所は少しづつ自由が効かなくなってくる。

・『ヴァツェルアブソープ』
木の根っこを伸ばす魔法。
地面や他の生物から栄養を吸い取って再び木の魔力に変える事ができる(他属性へ魔力は戻せない)

「土」
生命の土台となる堅固な大地の力は、守りが真髄。
水と相性が良く、木に力を吸収される。

・『ステイスピア』
土を押し固め石のように硬い槍を標的に飛ばす。
上位の技に、石英を抽出し同様に固め、水晶の槍を飛ばす「クォーツスピア」もある。

・『シールドカルム』
土を固めた壁を作り出し身を守る。
高さや幅は調整自在なので、足場を作ったり応用範囲は広い。

・『アンダーエルデ』
自分自身や仲間、その持ち物を地面の下に埋めて隠す。
土の中でも数時間は息が詰まることも無く、土の地面が続く限りならそのまま地中を移動できる。


彼女の魔法は自らの魔力と引き換えに自然から力を貰って行使するというのが基本なので、
時や場所によって効果の程は変動する。
例えば、乾いた砂漠のような場所では「水」「木」「土」属性はほとんど使えない代わりに「風」「火」属性の効果が大幅に上昇する、等。
森の中では森の木々に、水辺であれば水の力に、その場の自然の力に頼って戦う戦法も得意。


21: 特殊能力・特殊技能

『爆発』
魔法薬の調合でなぜか必ず爆発を起こしてしまう。
現在、正確な原因は不明。

『自然対話』
自然の中の動植物と対話する能力。
人間的な言語で理解できるわけではなく、
その場で見たこと聞いたことを正確に教えてもらうようなことは不可能。

『集中力』
エヴェリーナの、パワー不足を補って余りある力を発揮する最大の武器。
複数属性を同時に扱い、水を音速の刃で飛ばしたり、風で豆腐を崩さずに持ち上げるような繊細な動作を可能にし、
また一度集中状態に入ればいかなる手によっても術を妨害されることも無い。

22: 必殺技

・『メア・A・J・ハルヴァラン』
水の中に土中のから抽出した鉱石を混ぜ、それを大気圧で押し出すように
直線状に一気に放ち、あらゆる物質を切断する無敵の刃とする。
打ち出す初速は音速を軽く超える。

・『セイルエスツェルンゲ』
土と蔓で押し固めた壁で相手の八方向を塞ぎ、内部を炎の竜巻で焼き尽くす。
普通の人間であれば骨しか残らない程度の火力


23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
 体力:C
 魔力:C+
 腕力:D+
 知力:A
 素早さ:C+
 命中:C+



24: 武器やアイテム
『魔素反応液入り水晶付き仕込みソーサルロッド』
エヴェリーが何時も持ち歩く杖。
先端に取り付けられた八面体の赤い石は、内部に魔素反応溶液が満たされた水晶。
溶液は周囲の魔素の濃度に反応し、内部に黒色の沈殿物を発生させる。
魔素(魔気、瘴気などとも呼ばれる)は、大気中の濃度が高くなると動植物の突然変異を発生させ魔物に変えてしまう。
つまり、反応が強く出る場所は強力かつ凶暴な魔物が生息している可能性が高いということになる。
またそれらの魔物は自身が強い魔素をばら撒いていて、溶液を近づけた反応でその魔物のおおよその強さも解る。

また、内部に剣を仕込んだ仕込み杖でもある。

『薬剤』
必要に応じて、何種類かの魔法薬を持ち歩いている。
その時によって持ち歩く種類は違うが、爆薬は常に持っている。


25: その他